子どもが主役の体験型イベント「熊谷わくわくマルシェ」が3月29日、熊谷さくら運動公園子供広場で行われた。
「やってみたい!をやってみよう!」をテーマに掲げ、子どもの「やってみたい」を受け止める場づくりを打ち出し、地域の学校や事業者、出店者が関わる催しにしようと初開催した。
当日は朝から多くの親子連れでにぎわった。キッチンカーでは、子どもたちがスタッフ用エプロンを身に着けて注文を受けたり料理を運んだりする「お仕事体験」に挑戦。工作やクラフトワークショップには親子連れが集まり、作品作りや面の絵付けなどに取り組んだ。
熊谷工業高校の体験ブースは、機械科がものづくり企画、情報技術科が制作したVRコンテンツを用意。VRヘッドセットを装着した参加者が鍵を集めたり、正しい鍵を探して扉を開ける仕掛けに挑戦したりと、何度も繰り返し遊ぶ姿が見られた。生徒の一人は「参加者が自分で新しい遊び方を見つけてくれている。想定外がおもしろい」と話していた。
イベントステージでは中高の吹奏楽部による演奏、高校生シンガーのライブ、ジュニアカラオケ大会が行われ、子どもたちが歌や発表にチャレンジする様子に観客が拍手を贈った。
主催は「中国料理ささら」(熊谷市小島)の店主・中原オサムさんと 発達にユニークさを持つ子どもを育てる母たちのコミュニティー「一己+(イッコプラス)」の新島加絵さん。新島さんは「個人の小さな思いからスタートしたが、出店者、協力者、応援してくれる人が少しずつ増えて、当日は大盛況だった。会場内は体験する子どもたち、夢中で取り組む子どもたち、挑戦する子どもや大人とそれをあたたかく見守る人たち。それぞれの『やってみたい!』があふれて、自然と笑顔が広がる1日になった。今後も熊谷の子どもたちを応援できる温かい場づくりを続けていきたい」と話す。