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熊谷のカフェでホワイトデーマルシェ 「おやつBOX」や野菜使ったケーキなど

限定販売の「おやつBOX」

限定販売の「おやつBOX」

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 熊谷のカフェ「ティーカシェット(Te’cachette)」(熊谷市拾六間)で3月10日から2日間限定、ホワイトデーマルシェが開催される。

まるで物語の中にいるような雰囲気の店内

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 閑静な住宅街の一角にあり、焼き菓子やアンティーク雑貨を販売する同店。幼いころから菓子作りが好きで、専門学校卒業後は以前から憧れていた店で「オーナーとしてやってみないか」と声を掛けてもらい経験を積んだ武田幸姫さんが2011年に開いた。店名の由来である「隠れ家でのお茶会」の通り、不思議の国のアリスの物語に迷い込んだかのような雰囲気の店内は、席数10席。落ち着いた照明に手作りの白い壁や扉、アンティーク小物や雑貨、食器類が並び、窓からは木漏れ日が差し込む。入り口のカウンターでは甘さ控えめながら素材にこだわった焼き菓子を販売している。

 2月に開催したバレンタインマルシェに来店した客から「ぜひホワイトデーにもマルシェを」との要望が多かったため、初開催となった。

 期間中限定で販売するのは、バレンタインマルシェでも反響があった「おやつBOX」(店内イベント特別価格1,300円、ウェブ通常価格1,700円)。いちごのスコーンや全粒粉、ハーブを使ったクッキーなど6品のセットをはじめ、ホワイトデーにちなんで野菜や和の素材を使ったケーキを販売する。カフェのメニューには春野菜のキッシュプレートなども用意。一つ一つ丁寧に作られた商品にリピーターも多い。

 武田さんは「ホワイトデーマルシェをリクエストしてもらってありがたいが、自分一人で作って販売、カフェも営業しているので、用意できる数も少なくて迷惑を掛けてしまうかもしれない。全商品予約できるので、予約してほしい」と話す。「これからの季節はイベント出店がメインになるので、店内イベントはこれで一区切り」とも。

 通常カフェでは、米粉のシフォンなどのケーキ類とラテアートも施すドリンクメニュー、雑穀ご飯や野菜をベースにした和洋折衷の食事も提供している。店舗での予約注文も受け付けるが、SNSで流れる販売情報に返信する形で注文する客がほとんど。武田さんは「最近はネットの販売が多くて驚いている、これからは日本全国に『おいしいオヤツ』と『小さなココロの幸せ』を提供できるお店になりたい」と話す。

 開催時間は11時30分~18時(11日は15時まで)。

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