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鴻巣市が映画鑑賞料補助事業 市民カード提示でワンコインに

鴻巣市在住者、同市に通勤・通学している人が対象のこうのすシネマ市民カードが作成できる「こうのすシネマ」

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 鴻巣市が現在、「こうのすシネマ市民カード」提示で「こうのすシネマ」(鴻巣市本町)の鑑賞料金を一律500円にする事業を展開している。

こうのすシネマ 文化芸術振興支援事業の案内

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 新型コロナウイルス感染症の影響により市民の文化事業に触れる機会減少に伴い、心豊かな生活を取り戻してもらおうと映画鑑賞の機会を提供し、文化振興を図るもの。こうのすシネマ 文化芸術振興支援事業として今年10月から始まった。

 「こうのすシネマ市民カード」提示で、映画鑑賞料金が1回につき500円になる同事業。子ども(3歳~中学生)と障がい者手帳を持つ人は400円、シニア(60歳以上)は500円、一般(16歳~59歳)は900円の差額分を鴻巣市が補助する。特別料金、特別興行作品は対象外だが、11月13日現在同館で上映中の全12作品は対象となる。利用回数に制限はない。

 同館によると、2013(平成25)年7月のオープンからこれまでに「こうのすシネマ市民カード」を発行した人は6万709人、このうち5097人が10月中に発行したという。入り口での検温や手指消毒、席数を減らし会場内へは食べ物を持ち込まないなど新型コロナウイルス感染拡大防止対策をしながら8つのスクリーンで上映している同館。10月の観客数は3万3293人、市民カードを利用して映画鑑賞した人は1万9999人だった。

 鴻巣市教育委員会教育部生涯学習課の三木智一さんは「市民のための映画館として皆さんに満足していただけるよう事業を展開している。この機会に劇場を利用していただき事業を活用していただきたい」と呼び掛ける。「当館は市民ホール融合型シネコンとして多目的ホールの貸し出しも行っている。コロナ対策をしながらご利用いただければ」とも。

 同カードは鴻巣市在住者、同市に通勤・通学している人が対象。こうのすシネマ内チケットカウンターかキャラクターショップで作成できる。3月31日まで。

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