「日乃屋カレー 熊谷店」(熊谷市筑波、TEL 050-8881-6600)がオープンして1カ月がたつ。
同店は「カレー激戦区」と呼ばれる東京・神田で毎年開催されている「神田カレーグランプリ」で優勝・殿堂入りしたカレー専門店。全国90店舗以上にフランチャイズ展開している。県内は大宮、南越谷、坂戸、上尾本町に続き5店舗目。以前浦和店を経営していた奈良部優さんが新型コロナ禍を機に地元熊谷へ移転し、オープンした。
場所は熊谷駅北口ロータリーを出てすぐ左の駅西通り沿い。コーヒー専門店など飲食店が並ぶ一角で以前は服飾店だった場所。店舗面積は10坪。カウンター10席、テーブル4席を設ける。
カレーは「昔ながらの日本のカレー」にこだわり、毎朝、その日に提供する分を仕込む。肉・野菜・フルーツなどを使ったベースをもとに、店で玉ねぎを炒め、秘伝の製法で懐かしさを感じる味わいのカレーに仕上げている。メニューは「日乃屋カレー温玉」(750円)や「名物カツカレー」「名代上メンチカツカレー」(以上860円)など。バラエティーに富んだトッピング11種類を用意し、好みのトッピングを3品選べる「スペシャルカレー」(1,080円)も提供するほか、サイドメニューやボリュームを抑えた7分盛、「お子さまカレー」(520円)、期間限定カレーも用意する。
オープンから1カ月、口コミで広まり常連客もついた。奈良部さんは「予想していたより静かな場所。オープン直前までお客さんが来てくれるかどうか不安だったが、オープン日から忙しくてうれしい。ルウが無くなってしまい早仕舞いする日もある。浦和店は1人の方が多かったが、熊谷は幅広い客層の皆さんが足を運んでくれている。ご家族連れにお子さまカレーを用意したのも良かったのかもしれない」と話す。「地域に長く愛されるように店づくりをしていきたい」とも。「当店のカレーは昔懐かしい味と心地よい辛さが特徴。ボリュームがあるので、たっぷり食べたい方にも満足してもらえるはず。ぜひ一度味わって」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時30分~21時。日曜・祝日定休。