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FMクマガヤが3周年 「さぁ、走りだそう」テーマに挑戦へ

忍城の花手水でリポートする宇野元英社長

忍城の花手水でリポートする宇野元英社長

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 コミュニティー放送局「FMクマガヤ」(熊谷市筑波 TEL 048-501-8639)が4月3日、開局3周年を迎えた。

忍城おもてなし甲冑隊と忍城に訪れた人と共に開局時間に合わせてカウントダウン

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 熊谷市と行田市を放送エリアとして2019(平成31)年に開局したコミュニティーFM。2022年10月に新たなパーソナリティー7人が加わり、現在は29人が毎日7時から22時まで熊谷駅ビル「アズ熊谷」のスタジオから生放送している。災害時には避難情報などを伝える「災害メディア」としての役割を担う。

 当日は特別番組を放送。「さぁ、走りだそう!!!」をテーマに熊谷市・行田市の桜の名所各地をパーソナリティーが走る様子をリポート。途中雨が強くなってからは車で走った。行田市忍城では「おもてなし甲冑(かっちゅう)隊」の成田長親(野原のぼ)さんが忍城に集まった人々と共にFMクマガヤの放送がスタートした14時10分に合わせてカウントダウンし、3周年を祝った。宇野元英社長は「行田市もFMクマガヤの放送対象地域。スタジオの外へ出て、市のシンボル『忍城』で地域の人と一緒にカウントダウンをしたかった」と話す。

 番組内では同じテーマで、新年度になって挑戦したいことなどについてのメッセージをリスナーから募集。開局3周年を祝うメッセージも寄せられた。宇野社長は「苦しい3年だったが、同局が地域にだんだんと知られるようになった。奇跡とご縁に感謝している」と振り返り、「これからは、聴くだけでなく地域の人にラジオに参加してもらいたい。地域を盛り上げるアイデアも出してほしい。ぜひFMクマガヤを活用して挑戦を。主役は皆さん」と話す。

 3周年に合わせ、「チャレンジ企画」の新番組をスタートする。熊谷・行田市民をゲストに地域の魅力を掘り起こす「あつまれ!市民の森」、市内企業で職業体験し魅力をリポートする「ただバイト」、多世代を切り口に歌のリクエストとエピソードを募集する「時代めぐり歌めぐり」の3番組。スポンサーなしでスタート(=走り出し)させ、スポンサーを獲得し、番組継続を目指すという。

 周波数は87.6メガヘルツ。ネット環境があれば無料アプリ「FMプラプラ」を通じてどこでも聴くことができる。

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