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ちふれASエルフェン埼玉、日テレ・東京ヴェルディベレーザに勝利 WEリーグ第17節

試合後ファンと勝利の喜びを分かち合う選手ら ©ちふれASエルフェン埼玉

試合後ファンと勝利の喜びを分かち合う選手ら ©ちふれASエルフェン埼玉

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 WEリーグ第17節、ちふれASエルフェン埼玉が日テレ・東京ヴェルディベレーザを1対0で制した。入場者数は957人。

WEリーグ初ゴールを決めた三浦選手 ©ちふれASエルフェン埼玉

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 リーグ後半戦6試合めで2位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(東京NB)と対戦。前半を無得点で折り返し、後半5分、MF三浦桃選手がボールを奪うと狙いを澄ましロングシュートを決め先制。猛撃する東京NBから粘り強い守備でこの1点を守り抜き、AS埼玉は無失点、第8節以来の勝ち点3を手にした。

 試合後、半田悦子監督は「今までやってきたことを選手が出し切り、チーム全体みんなで戦った結果が出た」と話し、木下栞選手は「とにかく勝ちたいという気持ちをチーム全員が前面に出して戦えたことが勝利につながった」と振り返った。試合前選手に寄せられた応援メッセージに「(ちふれの選手を見て)サッカー選手になりたい」と書かれていたことに触れ、「一人でも多くの子どもに憧れられる存在になれるように頑張りたい」と話していた。

 三浦桃選手はWEリーグ初ゴール。「90分を通して攻められる時間が長かったが、みんなでなんとか耐えて1点を取って勝てた。初得点だったので決めることができてうれしい」と笑顔を見せた。「課題と反省を生かし2連勝を目指す」と意気込む。

 当日、会場周辺では飲食ブース「ダイニングルーム」にキッチンカーなどが出店。熊谷市内や県内外から出店したほか、リユース食器を導入しプラスチック削減活動に取り組むエルフェンの「ZPE活動」を実施。「ZPEステーション」を設けて分別収集し、ZPE対象店で飲食を購入した人に選手カードを進呈した。

 場内コンコースではWEリーグの優勝トロフィー「Women Empowerment Trophy」を展示。特設ブースにWEリーグコミュニティーオーガナイザーで元なでしこジャパンの海堀あゆみさんをゲストに招き来場者と記念撮影する企画もあった。海堀さんとメダル、優勝トロフィーを前に撮影した児童は「握手してもらった。かっこよかった」「トロフィーすごい」「こんなトロフィーもらえるなら(自分も)WEリーグを目指したい」と目を輝かせていた。

 次のホームゲームは5月1日、ノジマステラ神奈川相模原と対戦する。

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