
JR熊谷駅の駅ビル「AZ(アズ)熊谷」本館3階のワイルドナイツミュージアムで7月16日、ジャパンラグビー リーグワン チャンピオンズトロフィーの展示が始まった。
等身大パネルや顔出しパネルも並ぶ、ワイルドナイツミュージアム
熊谷を本拠地とするラグビーチーム「埼玉パナソニックワイルドナイツ」が今年、ジャパンラグビーリーグワン2022で優勝したことを記念して企画、勝利の証を展示することでチームの栄誉を広く市民に伝える。
光輝くトロフィーは、杯部分にラグビーボールが描かれ、天に向かって伸びる持ち手のデザインが特徴。台座を含む高さは約95センチ。会場にはトロフィーのほか優勝盾や最も反則が少なく規律が整っているチームに贈られる「フェアプレーチーム賞」の盾、選手のサイン入りユニホームなどを展示。5月に国立競技場で優勝を決めた選手が拳を突き上げ歓喜するシーンを収めた写真パネルも並ぶ。
展示初日となった16日は開店と同時にミュージアムへ足を運ぶ人の姿があり、トロフィーの前で記念撮影したり、選手の等身大パネルと並んだりしていた。市内在住で決勝も応援に行ったというラグビーファンの親子の母親は「昨日たまたまトロフィーの設置準備を見ていたので、今日は開店に合わせて来ようと思っていた。あの決勝戦を思い出して『感動をありがとう』と言いたい。ワイルドナイツが熊谷に来てくれて、レベルの高いラグビーの試合を地元で見られるようになった。今後も楽しみ」と話していた。
場内は写真撮影可。アズ熊谷店の内藤真莉さんは「熊谷市に本拠地を移して初めてのシーズンで初代王者になったワイルドナイツの優勝トロフィー。ぜひ実物をご覧いただき、トロフィーと記念撮影できるフォトスポットでチャンピオンの気分を味わってほしい」と話す。
トロフィーの同ミュージアムでの展示は18日まで。19日~25日は熊谷市役所1階ホールで展示する。
開催時間は10時~17時。