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行田・小学生が「ものづくり体験教室」 鋳物など職人技に触れるきっかけに

銅板表札を作る児童

銅板表札を作る児童

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 技能士がものづくりの魅力を伝える「ものづくり体験教室」が9月21日、行田市立西小学校(行田市持田)で行われた。

鋳物キャラクター文鎮を作る児童と技能士

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 埼玉県技能士連合会が、体験教室を通じてものづくりの喜びや感動、技能の重要性、素晴らしさを知ってもらおうと企画した。同連合会では2001(平成13)年から小中学生を対象に県内各地で同イベントを行っている。

 当日は、「鋳物キャラクター文鎮」「篆刻(てんこく)」「銅板表札」「六角工芸畳」「からくり屏風」「バネ口ポーチ」「だるまペイント」「銘板制作」「モザイクタイルを使ったコースター」「ミニアレンジメント」「小さい木の椅子」「箱庭」「畳座布団」を用意。50人以上の技能士が講師を務め、6年生80人が職人技に触れた。

 埼玉鋳物技能士会の入野純一さんは「子どもたちの目がキラキラしていて、楽しんでいるのが分かる」と話す。同会ではキャラクターの型を用意して児童が砂型を作る工程を指導し、鉄などの金属を溶かして流し固める文鎮作りを行った。子どもたちは銀色の液体がたちまち固まる様子に「早っ」「もう固まってる」と声を上げ、完成品を手にして「想像していたのより重い」「3つ作った。こんなに早く作れるとは思わなかった」と話していた。体験を終えた子どもたちは、各自の作品を手に集まり、講師役の技能士と記念撮影したり、互いに見せ合ったり、説明したりしていた。入野さんは「体験を通じてものづくりに興味を持ってもらえたら。楽しんで新しいことにチャレンジしてほしい」と目を細める。

 体験は約2時間。集中して取り組む児童の姿に講師から、「皆、夢中になってやってくれた」「丁寧で力もある」「個性が出ていていい」と感心する声があった。一級印章彫刻技能士の岡野一明さんは「ものづくりは必ず誰かの手がかかっている。簡単にできているものはないと感じてもらえたのでは」と話す。

 閉会式で立川修子連合会会長は「児童の皆さんが真剣に取り組んでいる姿はすてきだった。プロの技を短時間で体験し、何もない所から物を作り上げることを感じてもらえたと思う。この経験を生かして何でも体験、チャレンジしてもらえれば」と話す。児童代表は「できるか不安だったが、優しく教えてくれたので上手にできた」「職人さんの手際がよくてとても驚いた。普段はできない貴重な体験だった」と話していた。

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