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熊谷・八木橋百貨店にハンズ 地域の魅力を発掘・発信、地元店も

「産業振興等に関する連携協定」を結んだ3者。左から八木橋百貨店の八木橋宏貴社長、ハンズの桜井悟社長、熊谷市の小林哲也市長(画像提供=八木橋百貨店)

「産業振興等に関する連携協定」を結んだ3者。左から八木橋百貨店の八木橋宏貴社長、ハンズの桜井悟社長、熊谷市の小林哲也市長(画像提供=八木橋百貨店)

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 「Plugs Market(プラグス マーケット)八木橋店」が2月15日、八木橋百貨店(熊谷市仲町、TEL 048-523-1111)3階にオープンした。

「埼玉ならでは・熊谷ならでは」をテーマに、地域の魅力を発見・発掘・発信する

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 八木橋百貨店とハンズのコラボレーションショップ。生活雑貨などを販売するハンズの新業態「地域の暮らし密着・発見・発信型マーケット」をフランチャイズでオープン。全国6店舗目、関東エリアでは初の出店となる。

 売り場面積は約1400平方メートル。「伝え場」(イベントゾーン)、「モノの場」(ハンズ商品展開ゾーン)、「話し場」(テナントゾーン)で構成。幅広い世代をターゲットに、「ヘルス&ビューティー」エリアを広めに取り、「シューケア」「キッチン&バス」「ステーショナリー」などハンズならではの幅広い商材を用意する。

 中でも3階上りエスカレーター正面にある「伝え場」は、地域産品を集めて販売・宣伝するシンボルゾーン。クマのマークが目印の「クマコレ」(熊谷コレクション)で熊谷や埼玉の商品を紹介し、販売イベントを1~2週間ごとのポップアップ形式で展開する。オープン当日から弁当や総菜、野菜が並ぶ「はちマルシェ」が開催され、市内の若手農家とシェフが旬の野菜と料理を提供した(27日まで)。営業推進 販促・企画シニアアドバイザーの宮地豊さんは「市内の事業者さんにはこの場所を広告・宣伝で使ってもらいたい。ここでの販売を通じて、地域の魅力ある店や生産者をお客さまに知ってもらい、実店舗へ足を運んでもらうのが目的」と話す。地域顧客の暮らしに溶け込み、どの世代からも支持される地元密着百貨店の実現を推進させるという。

 「埼玉ならでは・熊谷ならでは」をテーマに、地域の魅力を発見発掘し、発信するように「モノ・コト・ヒト」をつないでいくことから、「地域と街にシゲキを流し込む電気プラグ」をイメージする同店。「伝え場」には熊谷市から「焼き芋の干し芋」(芋屋TATA)「米粉最中サブレ スクマム」(花扇)「なのはな油」(米澤製油)「酒粕入りカレー」(中村牧場)「直実」(権田酒造)「熊谷うどん」(松本米穀)などのほか、行田市、深谷市、秩父市の地域産品が並ぶ。熊谷染や「あついぞ熊谷」「スクマム!クマガヤ」グッズなどを販売する熊谷市観光協会ブース、「ご当地Tシャツ」(県北のみ)のジェイコム埼玉・東日本ブース、地域のイベント情報案内も設ける。

 営業時間は10時~18時30分。

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