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深谷駅にコーヒースタンド「offLine」 カフェメディアとして発信も

offLine店内の様子。梅澤春樹さん(左)と小暮すみれさん(右)

offLine店内の様子。梅澤春樹さん(左)と小暮すみれさん(右)

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 「offLine Coffee & Bake Stand(オフライン コーヒー&ベイクスタンド)」が5月1日、JR深谷駅構内(深谷市西島町)に期間限定でオープンした。

JR深谷駅2階、「深谷駅市民サービスセンター ギャラリー2」にオープンした「offLine Coffee & Bake Stand」

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 出店場所は2階南側通路沿い、観光案内所向かいにあるフロア「深谷駅市民サービスセンター ギャラリー2」。天井が高く、東京駅を模したレトロなデザイン窓から光が差し込む。店舗面積は123.56平方メートル。駅構内のコーヒースタンドとして誰でも気軽に立ち寄れる場所を目指し、テイクアウトを中心にイートインスペースも設ける。

 メニューはスペシャルティコーヒーを扱う「0+1」(ゼロプラスワン)のエアロプレス、ハンドドリップ、コールドブリューでいれるコーヒー(500円~)やエスプレッソで作るカフェラテ(600円)、カフェモカ(700円)、レモネードソーダ、アールグレイティーなどと、「Rogue(ローグ)」が提供するサブレやクッキー、ブラウニー、カヌレなどの焼き菓子(200円~)、ガトーバスクやキャロットケーキ、イチゴのタルトなどのケーキ(450円~)を用意する。

 運営はコーヒーと焼き菓子を中心に「カフェメディア」として生活の中のいろいろな物事を情報発信するチーム「echo project」。チームメンバーで「プレイスコーヒー」(熊谷市)の企画運営に携わる「0+1」の梅澤春樹さんは「カフェよりもっと気軽なコーヒースタンド。立ち寄ってもらい、その場に居合わせた人が話したり知り合いになったり、そこから何が始まったり。一杯のコーヒーから波及するさまざまな世界観を届けたい」と意気込む。焼き菓子は梅澤さんがイベント出店をきっかけに知り合い、「気取らず、何気ない、優しい焼き菓子を作るところに共感している」という「Rogue」の小暮すみれさんとコラボ。小暮さんは「コーヒーと焼き菓子の組み合わせ、ペアリングも楽しんでもらえれば」とほほ笑む。

 店名の「offLine」には、コロナ禍で増えたオンライン交流に対して、実際に会って話すことで得られる何かを感じてもらいたい、駅を利用する人に仕事や勉強のオンオフの切り替えに使ってほしいとの意味を込めた。

 ゴールデンウイーク期間中は祝日も営業。5月4日、7日にイベントを企画、参加している。「4日はクリエーティブ作品や盆栽の展示、販売など新しいカルチャーを体験できる空間を用意する。7日には熊谷、深谷、本庄、神保原の高崎線北部4駅を巡る、4駅4市町同時開催のマーケットがある。普段あまり駅を利用しないという人も、この機会に降り立って楽しんで」と参加を呼びかける。

 営業時間は12時~19時。土曜、日曜、祝日定休。8月31日まで。

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