熊谷市が地元産の米から作った「糀(こうじ)甘酒」を使った食プロジェクト「糀之熊(KUMANOKOUJI)」の始動を発表した。
同市が推進する「暑さ対策日本一プロジェクト」の一環。市スポーツ観光課の島村博文さんによると、米こうじを使った甘酒は「酒かす」から作った甘酒と違い、アルコール分を含まないため子どもでも飲めるほか、砂糖を使わない自然の甘さも特徴という。
同プロジェクトには、かき氷「雪くま」事業を展開する「雪くまのれん会」加盟の6店が参画。それぞれ創意工夫した「糀甘酒」を使ったドリンクとフードの2品を提供する。
島村さんは「『糀甘酒』を使ったデザートは飲みやすく食べやすい。甘酒が苦手な人にも新感覚スイーツとして楽しんでもらえるのでは」と話す。
市では6月24日から、プロジェクト参加店を掲載した食べ歩きマップの配布も始める。