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熊谷に居酒屋「おおとみ」 四季を感じる総菜、一人客にもちょうどいい量で

「季節のおいしいものをちょっとずつ、味わい楽しんで」と大澤さん

「季節のおいしいものをちょっとずつ、味わい楽しんで」と大澤さん

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 居酒屋「季節の手づくり惣菜(そうざい) 居酒屋 おおとみ」(熊谷市筑波、TEL 048-598-5556)が熊谷駅近くにオープンして3カ月がたった。運営はアイフードサービス。

落ち着いた木目調の外観。駅北口から徒歩2分、大きめの窓から灯りがあふれる

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 和を基本に旬の食材を使ったつまみや無ろ過のたる生ビール、ブランド豚の肉料理などを提供する同店。店舗面積は20坪。席数は、カウンター=20席、テーブル=3卓18席。「道の駅はなぞの」近くにある「とんかつ&ハンバーグ たくとみ」(深谷市小前田)の姉妹店として4月4日にオープンした。

 開業の原点は、以前、熊谷市内で営んでいた弁当・総菜店でも目指していた「家族にも安心して食べさせられる、手作りの物を」「一人分でも旬や季節を大切に、おいしいものを提供したい」という思いから。総菜類はもちろん基本のだし、たれ、ソースまで手作りする基本姿勢は「おおとみ」でも変わらず、四季を感じられる「手作りの日替わり総菜」「おいしいお酒」を提供するという。

 メニューは館ヶ森アーク牧場(岩手)のブランド豚「館ヶ森高原豚」を使った「上ヒレカツ」(790円)や2日かけて仕込む「角煮」(690円)「味しみ出汁大根」(590円)などの定番メニューと季節野菜のピクルスや「旬の刺し盛」など、その時々で旬の食材を使った季節のつまみメニュー、30種類以上のドリンクメニューをそろえる。1人前は、1人客や少人数に合わせた「ちょうどいい量」で用意。同社代表の大澤琢哉さんは「季節のおいしいものを少しずつ食べたい人に必要としてもらえる店にしたい」と意気込む。ビールは無ろ過のたる生ビール「白穂乃香」(サッポロ)1種類のみ。ビール好きという大澤さんがほれ込んだ。「生きたビール酵母をろ過しないので、麦のうまみが感じられる。口当たりが良くまろやか」と話す。

 オープンから3カ月がたち、落ち着いた雰囲気の店内には「おひとりさま」やゆっくり食事を楽しむ少人数グループが来店している。大澤さんは「カウンターが広いので1人でも入りやすい様子。スタッフとの会話を楽しむお客さまもいる。肩ひじ張らない気軽さで日々の食事に利用してもらい、(おおとみに)行けば季節感が味わえると言われるようになれれば」と話す。

 営業時間は16時~24時。日曜定休。

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