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熊谷・LINEで謎解き 暑さ対策と特産品紹介、描き下ろし漫画で

「楽しみながら暑さ対策を知ってほしい」と話すアズ熊谷スタッフの新井園加さん(左)「地域資源を活用した暑さ対策」に取り組んでいる一般社団法人アツいまちの長谷川樹生さん(右)

「楽しみながら暑さ対策を知ってほしい」と話すアズ熊谷スタッフの新井園加さん(左)「地域資源を活用した暑さ対策」に取り組んでいる一般社団法人アツいまちの長谷川樹生さん(右)

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 スマートフォンアプリのLINEを使った企画「日本一アツいまちからの挑戦状」が7月14日、熊谷駅ビル「アズ熊谷」(熊谷市筑波)他の提供で始まった。

漫画のキャラクターが浴衣を着た新ビジュアルの謎解きキャンペーン「日本一アツいまちからの挑戦状」案内チラシ

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 行田に住む女子高生が、国内最高気温を記録した熊谷市と山形市の花火大会で起こるさまざまな謎を解いていくというストーリー。「アズ熊谷」のほか、山形市の駅ビル「エスパル山形」のLINE公式アカウントで展開。熊谷の暑さ対策や特産品を紹介する。漫画「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」の著者・渡邉ポポさんが描き下ろした。

 謎解き問題は、難易度が低めから高めまでの全5問。館内にヒントを掲出している。2問正解で「オリジナルステッカー」(先着200人)を、3問正解で館内の店舗で使えるクーポンを、それぞれ進呈するほか、全問正解で応募すると抽選で「ペットボトル入りむぎ茶650ミリリットル入り24本=1ケース」(200人)「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」描き下ろしイラストのクリアファイル(50人)を進呈する。

 2020年から毎年開催しているイベントで、昨年の全問正解応募者数は1015人だった。企画を担当したアズ熊谷の新井園加さんは「参加者は謎解きファンや原作漫画のファンが多い。スマホがあれば参加できるので全国各地から参加がある」と話す。「昨年からコラボしている『熊谷&山形編』は特に反響が大きい」とも。

 参加者から寄せられた感想は約2000件。「謎解きに参加することによって、熊谷のことや暑さ対策を知ることができて一石二鳥」「名産品などを知ることができて山形に行ってみたくなった」などという声のほか、「最後の問題が解けず、ヒントを求めて実際に山形に出かけた」という声もあった。

 新井さんは「夏休みにお子さんと一緒に楽しんでもらえれば、10代~80代と幅広い年齢層が答えられる問題を作るのは難しいが、『地域が知れる面白い取り組み』『製作者側の熱意と苦悩が感じられた』という感想もある。楽しみに参加してくれる人たちを励みに毎年続けていきたい」と話す。

 アズ熊谷、エスパル山形の公式LINEアカウントを追加することで参加できる。8月14日まで。

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