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行田市が田んぼアートの見頃を宣言 「翔んで埼玉」デザイン、鮮明に

「翔んで埼玉Ⅱ」コラボデザインの田んぼアート(7月21日撮影)

「翔んで埼玉Ⅱ」コラボデザインの田んぼアート(7月21日撮影)

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 行田市が7月19日、田んぼアートの見頃を宣言した。

地上50メートル、古代蓮会館の展望台から見た田んぼアート

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 田んぼをキャンバスに見立て、異なる稲の色を使って絵を描く「田んぼアート」。行田市では2008(平成20)年から始まり、2015(平成27)年にはギネス世界記録「世界最大の田んぼアート」に認定された。「古代蓮(はす)の里」(行田市小針)東側にある2.8ヘクタールの水田で行う。

 今年は、映画「翔(と)んで埼玉」の続編公開を記念したコラボレーションデザイン。主演のGACKTさんが演じる「麻実麗」と二階堂ふみさんが演じる「壇(だん)ノ浦百美」、埼玉県のシルエット、映画タイトル、行田市の花「古代蓮(はす)」を、田んぼの上に配置した。

 6月の田植えには、675人の田植えボランティアと体験希望者が参加。映画に出演する俳優の加藤諒さんと、タレントの益若つばささんも駆け付け、一礼する「麻実麗」のマントの端部分にを担当した。7月中旬から猛暑日が続き、青々と色鮮やかな図柄が浮かび上がった。秋には稲穂が実り、次第に黄金色に輝く田んぼも楽しめるという。

 田んぼアートは水田に浮かび上がった田んぼアート。隣接する「古代蓮会館」展望タワーでは、地上50メートルの高さから田んぼアート全体を眺めることができる。展望室で撮影していた女性2人は「初めて展望台に上がってみたが、眺めが素晴らしい。細かい部分まで再現されている。言葉にならないくらい感激した」「良い時期に来た。暑いけれど稲が風にそよいでいるのが見えて涼しそう」と話していた。

 古代蓮会館の開館時間は10時~16時(現在は蓮の開花期につき7時から)。入館料は、高校生以上=400円、小・中学生=200円。

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