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行田・古代蓮の里で「蓮まつり」 42種類12万株のハスが開花見頃

蓮池の様子

蓮池の様子

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 行田市古代蓮(はす)の里(行田市小針)で7月9日、「行田蓮まつり」が開催される。

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 同まつりは毎年6月下旬から見られるハスの開花に合わせ、行田蓮(古代蓮)を知ってもらおうと地元自治会を中心に開催し、20回目を迎える。

 42種類約12万株のハスの花が咲く公園として知られる同公園。約2000年前にも咲いていた行田蓮が古代蓮池・水生植物園・水鳥の池の3カ所で見ることができるほか、世界の蓮園では各中国・韓国・インドなど原産の20種類以上のハスを見ることができる。

 同公園東側の田んぼには、2015年ギネス世界記録に認定された「田んぼアート」が出現。広大な水田に色とりどりの稲を植えて、文字や図柄などを描く。

 ハスの花は早朝に開き昼ごろには閉じてしまうため、祭りとしては珍しく朝7時に始まる。中でもきれいな開花が見られる時間帯は9時ごろまでのため、早朝にも関わらず毎年たくさんの人でにぎわうという。

 同まつり実行委員長の高鳥和子さんは「派手な演出はないが、地域住民が心を一つにおもてなししたいと思っている。地元公民館活動の成果を発表したり自治会で蓮がゆ・蓮餅・蓮茶をふるまったりと、交流の場として気軽に参加してもらえたら」と話す。「満開のハスの花からは甘い香りが漂い、園内はハスの匂いに包まれるのも楽しみの一つ」とも。

 当日は同市「忍城おもてなし甲冑(かっちゅう)隊」の演舞やステージイベントも行われる。

 開催時間は7時~13時。入場無料(古代蓮会館は大人=400円、小人=200円)。駐車料金は1台500円。ハスの開花期はJR行田駅からシャトルバスが運行する。

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