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熊谷ラグビー場・ラグビーW杯パブリックビューイングに2100人 日本から応援

日本がトライを決め、歓喜する会場の様子

日本がトライを決め、歓喜する会場の様子

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 ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会の日本代表とチリ代表戦のパブリックビューイング(PV)が9月10日、熊谷ラグビー場(熊谷市上川上)で行われた。

熊谷ラグビー場メインスタンドに集まったラグビーファンら

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 大会3日目の10日、日本は1次リーグ初戦でチリと対戦。ラグビーW杯2019日本大会で開催都市の一つだった熊谷市でのパブリックビューイングには、トゥールーズで戦う日本代表を応援しようと、県内外からラグビーファン2100人が訪れた。

 会場の熊谷ラグビー場は、日本代表に11人が選ばれている埼玉パナソニックワイルドナイツのホームスタジアム。集まったファンらは大ビジョン越しに入場する選手たちを大きな拍手で迎えた。試合開始直後チリに先制を許すと、「ニッポン」コールで声援を送り、アマト・ファカタバ選手のトライ、松田力也選手のコンバージョンキックが成功すると大歓声を上げた。日本はその後も得点を重ねて42対12でチリに快勝。勝ち点5を奪取した。集まった人たちは名入りタオルを振ったり、ハリセンを打ち鳴らしたりしながら勝利を喜んだ。

 2019年のパブリックビューイングで初めて熊谷を訪れ、ラグビーファンになったという女性は「一体感があって楽しかった。4年前を思い出した」、一緒に訪れていた女性も「大きな声で応援して盛り上がった。フランスまで届いたと思う」と話していた。夫婦で県外から来た女性は「推しの選手が活躍してうれしい。すばらしいキック、これが見たかった」と笑顔を見せた。「来月もこの場所で見たい」とも。

 試合前後とハーフタイムには埼玉パナソニックワイルドナイツの内田啓介選手をゲストに迎えたトークショーがあり、内田選手は注目の選手や見どころ、試合予想、ワイルドナイツ選手の打ち明け話などを披露し、会場を盛り上げた。会場周辺にはキッチンカーが出店し、ラグビー体験やフォトスポットも用意された。

 熊谷ラグビー場では10月8日のアルゼンチン戦でも、パブリックビューイングを予定する。

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