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さくらオーバルフォートフェスタ 体験でラグビー身近に、選手一日店長も

屋内練習場を開放して行われた「ラグビー体験会」。女子ラグビー「アルカス熊谷」のメンバーがサポートした

屋内練習場を開放して行われた「ラグビー体験会」。女子ラグビー「アルカス熊谷」のメンバーがサポートした

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 「さくらオーバルフォートフェスタ2023」が9月2日、行われた。

クラブハウス併設のカフェ「FORTE blu」で一日店長を務めた新妻汰一選手(左)と金田瑛司選手(右)

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 2021年9月、熊谷スポーツ文化公園内にオープンした「さくらオーバルフォート」(熊谷市上川上)。ラグビー 埼玉パナソニックワイルドナイツの本拠地として、グラウンドと屋内運動場のほか、県ラグビーフットボール協会事務局やワイルドナイツのクラブハウス、カフェも併設する「管理棟」、宿泊施設やチームストア、女子7人制ラグビーチーム アルカス熊谷の事務所がある「宿泊棟」から成る複合施設。施設を管理する県ラグビーフットボール協会が「ラグビーを中心にした国内初の複合施設を広く知ってもらおう」と昨年に続き開催した。

 当日、屋内練習場では「アルカス熊谷」と「ワイルドナイツジュニアユース」がラグビー体験会を行った。子どもから大人まで約100人が参加した「アルカス熊谷」の体験会では、選手とコーチが、パス、キック、コンタクトについてそれぞれプレーを見せて説明。参加者らはラグビーボールを手に汗だくになりながら体験した。参加した親子は「選手がこつを教えてくれて、褒めてくれるのでできる気がしてきて楽しく体験できた」「またやりたい」と笑顔で話した。アルカスユース熊谷の小玉陽菜さんは「予想以上に盛り上がった。ラグビーを楽しんでもらえてうれしい。今月も熊谷ラグビー場で試合があるので、見てもらいたい」と話す。

 管理棟付近にはキッチンカーが出店し、宿泊棟の熊谷スポーツホテルパークウィングではフラダンスやチアダンスの披露、ラグビーポスター展の入賞作品展示があった。各施設にはワイルドナイツの選手5人が時間ごとに「一日店長」として登場し、訪れたファンを接客。記念撮影やサインにも応じた。

 事前抽選制の「さくらオーバルフォート見学ツアー」は、ワイルドナイツのクラブハウス内部やグラウンドを一望できるホテルの客室など、普段は立ち入ることのできないエリアを巡る貴重な体験となった。ツアーガイドを務めた県ラグビー協会事務局の五十嵐健介さんは「前回に続き大勢の方に応募いただき、注目度の高さを感じている。今回に限らず、折を見てこの施設を知ってもらう機会をつくっていきたい」と話す。

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