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「くまがやまちの灯り」 家族の絆、地域のつながり感じて

明かりがともる、オリジナルハウスの街並み「くまがやまちの灯り」(19日18時ころ)

明かりがともる、オリジナルハウスの街並み「くまがやまちの灯り」(19日18時ころ)

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 「くまがやまちの灯(あか)り」が11月19日、熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」(熊谷市原島)で開催された。

デザインや形もさまざま。105軒が集まった

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 家族の絆と地域のつながりをテーマに、2年に1回、内閣府が定める「家族の日」(11月第3日曜)に合わせて開いている市民参加イベント。参加者が事前に段ボールでオリジナルハウスを作り、会場に持ち込んで内側から明かりをともしライトアップを楽しむと共に、「灯りのまち」を見て「子どもを家族が育み、家族を地域社会が支えることの大切さ」について理解を深めてもらうのが目的という。2009(平成21)年から始まり、9回目を迎えた。

 出品数は105軒。18時のカウントダウンと「点灯」の掛け声で、「灯りのまち」が出現すると場内からは歓声が上がった。当日は子どもから大人まで約200人が訪れ、「灯りのまち」に入って、デザインもさまざまなハウスを眺め、揺らめく明かりに見入っていた。

 小学校からのチラシを見て申し込んだという家族の母親は「子どもが工作好きなので申し込んだ。子どもが下絵を書き、私は切り抜く部分を手伝った。ハウスの内側から漏れる光がきれい。また参加したい」と話していた。第2回から毎回のように出品しているという夫婦は「初めは夫婦で作って、そのうちに子どもが交じったり、子どもだけで作ったり。今年は孫が生まれたので、孫にプレゼントするつもりで作った」と話した。「作る時はもちろん、会場で明かりが点くのも楽しみ。皆さん工夫されていて、それぞれの家族の明かりみたいな感じ。毎回楽しみにしている」「持って帰ってしばらく玄関に置いているほど。家族で共通の話題になって、『まちの灯り』ってタイトルもいい」とほほ笑む。

 個人参加だけでなく、地域の学童クラブや子ども食堂、大学生、専門学校生、高齢者施設、建築士からの出品もあり、事前にライトアップして、「小さなまちの灯り」として活動するところもあった。

 イベント実行委員会共同代表の出浦尚明さんは「家族や友人、そして施設では職員と入所者の方など、大切な方と一緒に作ってもらった段ボールハウスは一つ一つみんな違う。長かったコロナ禍を経て、そうしたハウスがたくさん集まって、多様ですてきな街ができる。『くまがやまちの灯り』に参加することで、改めて家族や大切な人との絆、地域のつながりの大切さを感じてもらえたら」と話す。「また2年後にお目にかかりたい」とも。

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