埼玉パナソニックワイルドナイツ後援会が11月25日、シーズン開始に合わせて2023-24シーズンオープニングパーティーを開き「必勝だるま」をチームに贈呈した。
埼玉パナソニック ワイルドナイツは、国内最高峰ジャパンラグビーリーグワン初代王者に輝いた熊谷市を含む埼玉を本拠地とするラグビーチーム。2022-23シーズンはプレーオフトーナメントに進出するも、連覇を懸けた決勝戦で惜しくも敗れた。12月に始まる新シーズン開幕に向けて応援機運、士気を高め結束を呼びかけようと後援会がパーティーを催した。
当日、強化試合「東京サントリーサンゴリアス戦」が行われた熊谷ラグビー場Aグランド。メインスタンドVIPラウンジには70社140人が集まった。ワイルドナイツからロビー・ディーンズ監督、堀江翔太選手、マリカ・コロインベテ選手、ダミアン・デアレンデ選手、ルード・デヤハー選手、パナソニックスポーツの久保田剛社長、スタッフらが参加。ロビー監督は「リーグ優勝」「タイトルを取る」という意気込みとともに、熊谷ラグビー場の観客動員数に触れ、「観客数もナンバーワンに」と呼びかけた。堀江選手は「ワールドカップから帰ってきて、たくさんの人から『感動した』と声をかけてもらった」と応援への感謝を伝え、「次はリーグワン。しっかり準備して臨みたい」と力を込めた。大久保和政後援会長が堀江選手へ必勝だるまを手渡し、「王座奪還」に向けて全力で応援することを確認した。
ラグビー好きな子どもと観戦するのが楽しみというWarai兄弟社(熊谷市東別府)の新井孝一社長は「日本代表としてワールドカップに4回も出場している堀江選手はもちろん、世界一に輝いた南アフリカ代表のダミアン・デアレンデ選手、ルード・デヤハー選手、オーストラリア代表のマリカ・コロインベテ選手がそろっているなんて夢のよう。今日は本当に貴重な機会だった。新シーズン、彼らのプレーを見るのが楽しみ」と興奮を隠せない様子だった。ファイブイズホーム(行田市持田)の細井隆行副社長は「アットホームな感じでいい雰囲気。選手と一緒に貴重な時間を過ごすことができた。早速新シーズンのポスターを貼り出す。社内にラグビー好きが多いので、新シーズンもみんなで観戦して地元埼玉のチームを盛り上げたい。ぜひとも頑張ってもらいたい」とエールを送った。
新シーズン、ホーム開幕戦は12月10日。熊谷ラグビー場で横浜キヤノンイーグルスと対戦する。