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熊谷の駅ビルに情報発信拠点「いってんべーす」、地元特産品販売も

駅ビル「アズ熊谷」アズイースト3階。大きく書かれた店名を背に来店を呼びかけるスタッフ

駅ビル「アズ熊谷」アズイースト3階。大きく書かれた店名を背に来店を呼びかけるスタッフ

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 「いってんべーす。byカールヴァン」(熊谷市筑波、TEL 080-8216-0017)がリニューアルオープンして3カ月がたった。運営は「トランスポート仙台」。

現在、イベントコーナーでは地元出身のレーシングドライバー松原将也選手に関する展示を行っている

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 2019(平成31)年にオープンし、期間限定ショップとしてアズ熊谷館内の空き区画を移動しながら出店している同店。これまでに、ラグビーワールドカップ関連グッズを販売したほか、新型コロナ禍にはマスクや衛生グッズ、昨年4月道路交通法改正には自転車用ヘルメットを販売。地域住民に役立つ店作りを心がけてきた。

 2023年10月に地域の店と顧客をつなぐ「いってんべーす。byカールヴァン」としてリニューアルオープン。店舗面積は40.96坪。リニューアルのきっかけは、利用客から「地元の店でも、車がないと買いに行けない」の声から。熊谷地域の店の商品をはじめ、熊谷土産、熊谷方言が書いてある手拭い、熊谷市マスコットキャラクター「ニャオざね」グッズ、ラグビータウン熊谷のシンボル「スクマム」グッズなどを販売する。

 店内には、熊谷市観光協会の観光情報コーナー、誰でも自由に使えるイベントコーナー、無料ギャラリーを開設。コミュニティー放送局「FMクマガヤ」の放送を流し、番組を通じて地元情報を発信している。

 店名は熊谷弁の「いってんべ=行ってみよう」と情報発信基地の「BASE」、この店だけの一点物との意味を込めた。「いってんべ」を使う地域の店から集めた商品は、常に新しい商品を取り入れ、何度も訪れてもらえるよう工夫をこらす。

 スタッフの五十嵐康江さんは「今まで知らなかった店や商品を知ってもらい、実店舗へ足を運んでもらうきっかけになれば。店に行きたいが行けない人。売りたいけど販路がない人。どちらもサポートしていきたい。熊谷を一緒に盛り上げてくれる出店者も待っている」と話す。

 営業時間は10時~19時30分。

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