埼玉在住の豆絵本作家・雨猫さんによる展覧会「雨猫市」が2月1日、「猫本と猫雑貨 ねこのみち」（熊谷市宮本町）で始まった。

「猫本と猫雑貨 ねこのみち」雨猫市の開催日（営業日）は2月11日・14日・15日・18日・19日・22日・27日、3月2日

　雨猫さんの原画や豆絵本を展示販売する同展覧会。猫をテーマにした書籍や雑貨を販売する店「ねこのみち」の店主・本田美樹子さんと雨猫さんがクラフトイベントで隣り合って出店し意気投合したのがきっかけ。同店初のイベント企画になる。

　「ねこのみち」は、本田さんの自宅の敷地内に約1年かけてのDIYで6畳の小屋を建て、昨年9月17日に開業した。400～500冊の猫にまつわる書籍を販売し、雑貨なども取り扱う。「本と猫が好きで、専門書を売る店を始めたいと考えた結果、自分の強いジャンルは猫だった」と本田さん。勤めている図書館が休館する月曜を中心に営業する。

　同展覧会で取り扱う雨猫さんのグッズ10種類は、猫の顔が描かれた新作のマグネット（300円）のほか、「にゃんめも帳」（250円）、「にゃんしーる」「にゃんポスカ」（以上100円）など。原画は3,500円で販売する。

　本田さんは「豆絵本は一冊一冊が作家の手作り。ストーリーを伝える文字はないが、画力だけで猫の『ゆるさ』が伝わってくる。少しでも多くの人に雨猫さんの魅力を伝えることができれば」と笑顔を見せる。

　3月2日まで。開催時間は、11時～17時（2月11日・15日・18日・19日、3月2日）、14時～17時（2月14日・22日、27日）。入場無料。