「牧禎むす部」と「ちょんまげ屋」によるコラボイベント「ちいさな日曜日×ひみつの寺子屋」が3月3日、「牧禎舎(まきていしゃ)」(行田市忍)で開かれる。
チラシを手に来場を呼びかける、ちょんまげ屋の野原のぼさん(写真提供=飯野泰弘)
「ちいさな日曜日」は牧禎むす部が主催している定期イベント。毎月第1日曜に、昭和初期に建築された古民家と元被服工場で構成する「牧禎舎」で、飲食やハンドメード雑貨の販売、藍染めや足袋ヨガなどのワークショップ、シェア工房紹介などを展開し、地域交流とチャレンジの場を提供している。
4回目となるコラボイベントは、「ちいさな日曜日と同時に寺子屋を開くことで、行田の子どもたちに地元の良さを感じてもらい、甲冑(かっちゅう)隊の仲間になってもらいたい」と行田市観光PR隊忍城おもてなし甲冑(かっちゅう)隊を運営する「ちょんまげ屋」が2021年から不定期に行っている。行田の歴史や行田在来青大豆について学ぶ時間、ちょんまげ作り、ボクシング、剣術など、「学校ではない学び、遊びの場」を作ってきた。
今回の時間割は、足軽あお先生の「足軽あおとえいごであそぼう」(英会話)、行田市在住の絵本作家「ゆざわひろゆき」先生の「絵本作家プチ体験」(図工)、野原のぼ先生の「だれでもボクシング」(体育)、ちひろ先生の「惑星と星うらない」(理科)、忍城おもてなし甲冑隊大将成田長親先生の「だれでも剣術」(体育)。参加は小学3年生以上。10時~40分間のワークショップで20分の休み時間が入り、昼休憩を挟んで5時間目まで予定する。参加費は、各時間1人=500円。
ちょんまげ屋の野原のぼ代表は「毎回授業を入れ替えて、小さなお子さんからお兄ちゃん、お姉ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんまで気軽に楽しめる授業を用意している。1科目から受けられるのでひとまずのぞきに来てみてほしい」と参加を呼びかける。「今回は『ひみつのお店やさん』と題してオリーブオイル販売、タイの木づち療法の体験も行う」とも。
恒例の「ちいさな日曜日」では、「ひな祭り弁当」「デトックス弁当」の予約販売、足袋ヨガのワークショップ(要予約)、生クリーム専門店出店、アクセサリー販売を行う。
開催時間は10時~16時。(ちいさな日曜日は11時~15時)。