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行田市で毎月「ちいさな日曜日」 継続で広がる地域コミュニティー

「ちいさな日曜日」を主催する「牧禎むす部」の二人。金久保晴子さん(右)と菅井幸子さん(左)

「ちいさな日曜日」を主催する「牧禎むす部」の二人。金久保晴子さん(右)と菅井幸子さん(左)

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 コロナ禍で祭りやイベント自粛が続く中、小さなことからできることを探り、少しでも交流の時間を大切にしようと、地域交流とチャレンジの場を提供するイベント「ちいさな日曜日」が4月4日、藍染め体験工房「牧禎舎(まきていしゃ)」(行田市忍)で開催された。

毎月出店者が変わる縁側の「ちいさなお店やさん」

 「ちいさな日曜日」は、NPO法人ぎょうだ足袋蔵ネットワーク前理事の金久保晴子さんと牧禎舎で藍染体験工房を担当している菅井幸子さんによるユニット「牧禎むす部」が主催する定期イベント。昭和初期に建築された母屋と元被服工場から成る「牧禎舎」は市の日本遺産に認定されている。活用法を広げてコロナ禍でも安心して交流、情報発信、創業チャレンジができる場を提供するため、昨年7月から毎月第1日曜に開催している(今年1月は中止)。

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 初回は母屋の縁側に2店舗が出店し藍染め体験を受け付けるだけだったが、回を重ねるごとに出店数や持ち込み企画が増え、8回目のこの日は市内の飲食店「野菜時々肉食堂かんなや」の出前御膳販売、古着物と和装雑貨を販売する「夢楽咲画廊(むらさきがろう)」、ハーブやスパイスが香るクラフトコーラを販売する「233コーラ」が出店したほか、フリーアナウンサーの根岸智子さんによる「足袋ヨガ」教室、「武蔵野ユニフォーム」の新作「ヨガ足袋」の発表と即売会、「忍城おもてなし甲冑(かっちゅう)隊」による「ちょん髷(まげ)つくるワークショップ 」、同施設のシェアアトリエに入居する「tete ceramic studio」による「箸置き絵付き体験」が行われ、モダンな和装姿の客や近所の夫婦、小さな子どもを連れた家族など幅広い世代の来場があった。

 近所に住んでいるという女性は「(牧禎舎で)催しをしていたら顔見知りが集まってくる。気を付けなければいけない時だけど、人と会って話ができるのがうれしくて、いつも足が向いてしまう」と話した。「かんなや」の店主は「ありがたいことに毎回予約の時点で売り切れる。楽しい」と満面の笑顔を見せた。

 主催の金久保さんは「イベント内容が充実してきたのは、出店者が新しい人や企画を持ち込んでくれるから。これからも人と人のネットワークを面的に広げて、あっちでも面白いことをやっているよ、あっちにもおいしいお店があるよ、と紹介し合える関係性を作っていきたい」と展望を話した。共同主催の菅井さんは「元工場のレンタルスペースでワークショップを開いたのは今回が初めて。前回まではスタッフの休憩室だった。決められた日に継続して行うことで認知度が上がり、ささやかなイベントでも緩やかにコミュニティーが広がっていることを実感している」と話した。

 同施設の最寄り駅は秩父鉄道行田市駅。徒歩5~15分の範囲に牧禎舎のほか「足袋とくらしの博物館」「忍城址」4月にリニューアルオープンした観光物産館「ぶらっとぎょうだ」があり歴史文化や観光地を歩いて巡ることができる。次回は5月2日。

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