「深谷のめぐみ 春のブロッコリーまつり」が4月14日、道の駅おかべ(深谷市岡)で開催された。
「春のブロッコリーおすすめ料理紹介、試食会」と地元調味料メーカーの「フカヤサイをひきたてる魔法の調味料販売会」の様子(画像提供=大東食研)
全国トップクラスの作付面積と収穫量を誇る深谷市特産のブロッコリー。道の駅おかべでは、「深谷はネギだけではない。ブロッコリーを広く知ってもらおう」と2019年からブロッコリーフェアを企画してきた。
今年1月、農林水産省が2026年度からブロッコリーを指定野菜すると発表し注目が集まっていることから今回「ブロッコリーまつり」を初開催。「ブロッコリーをもっと身近にもっとおいしく」を合言葉にさまざまな企画を通じておいしさを伝え、「深谷ブロッコリー」ブランドの浸透を図った。
イベント広場に市内の飲食店が出店し、ブロッコリーを使ったスムージーやジェラート、ブロッコリー入り肉まん、ブロッコリーグラタンパン、マフィンなどブロッコリーメニューを販売した。地元調味料メーカーが「フカヤサイをひきたてる魔法の調味料販売会」を開き、イタリア料理店のシェフと野菜ソムリエプロが「春のブロッコリーおすすめ料理」を紹介し、試食会も行った。数量限定配布のブロッコリーを手にした男の子の母親は「子どもが野菜好きで、ブロッコリーもよく食べている」と話し、市外から来たという女性は「ブロッコリーメニューがいろいろあって楽しい」と話した。
道の駅を運営する「ふかや物産観光」マネジャーの香月幸生さんは「初めてのイベントで不安だったが、来場者も予想以上で皆さまに好評いただき、JA岡部さんにご協力頂いたブロッコリーも全て配布することができた。この支持率を裏切らないよう今後も深谷ブロッコリーの魅力を発信し続けたい。ブロッコリーは直売所で通年販売しているが、春ブロッコリーは今が旬。栄養豊富なのでどの年代の方にも積極的に食べてもらえたら」と呼びかける。