熊谷のチアダンススクール・チーム「 Rapora(ラポラ)」が7月21日、「熊谷うちわ祭」で「メリーアン音頭」を披露した。
「アルフィー50周年記念バージョン」へモデルチェンジした大温度計前に集まるTHE ALFEEのファン(=アル中)
8月にデビュー50周年を迎えるロックバンド「THE ALFEE」のヒット曲「メリーアン」を盆踊りバージョンにアレンジした「メリーアン音頭」。八木橋百貨店(熊谷市仲町)が来年開催する「THE ALFEE デビュー50周年記念展」をアピールしようと企画し、熊谷市を拠点に活動する「Rapora」が協力した。
この日は、熊谷うちわ祭2日目の昼巡行を終えて同百貨店前に戻ってきた2台の山車の前に突如、うちわを手に浴衣姿のメンバー14人が登場。居合わせた人たちも興味を引かれたように集まり、どこからともなく手拍子がかかって、笑顔で踊る様子を眺めたり、「メリーアン」「メリーアン」の調子に手を合わせる様子が見られた。
元々、「THE ALFEE」がコンサートでファンと一緒に踊れるように振り付けた踊り。当日踊り子の輪の外側では、SNSで告知を知り、急きょ集まったというアルフィーファンが、振りを確認するように真似て、「夏に向けて予習必須、練習しよう」と動画撮影する人の姿もあった。「メリーアン音頭」を踊ったメンバーはその後、会場の見物者たちに限定うちわを配布した。
「Rapora」代表の依田美都里さんは「普段から地元で活躍するスポーツチームの応援やイベントなどでパフォーマンスを行っているが、山車をバックにお祭りで踊る機会はなかなかない。地元の百貨店から声をかけていただきうれしい。今後もパフォーマンスを通じて、地域を盛り上げる活動を続けたい」と笑顔を見せる。