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熊谷の和菓子店とコーヒー店がコラボどら焼き 季節限定で3年目

和菓子処「かんだ和彩」の神田さん(右)と自家焙煎珈琲「Naked Roasters coffee」の山口さん

和菓子処「かんだ和彩」の神田さん(右)と自家焙煎珈琲「Naked Roasters coffee」の山口さん

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 熊谷の和菓子店とコーヒー店が8月24日、3年目を迎えた季節限定商品「熊谷小麦のどら焼き・コーヒー」の販売を始めた。

3年目を迎えた季節限定商品「熊谷小麦のどら焼き・コーヒー」

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 和菓子店「かんだ和彩」(熊谷市箱田)と自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「Naked Roasters coffee(ネイキッド・ロースターズ・コーヒー、以下ネイキッド)」(万平町)のコラボ商品。2023年に販売を開始した。かんだ和彩の定番商品「熊谷小麦のどら焼き」の生地にネイキッドの特製コーヒーシロップを染み込ませ、白あんとコーヒー味の琥珀(こはく)糖を挟む。琥珀糖とシロップに使うコーヒーは、かんだ和彩オリジナルブレンド。抽出方法やひき目などをどら焼き専用に調整しているという。

 両店がコラボしたきっかけは、2023年放送のFMクマガヤラジオ特番「かんだ和彩の少しだけ自分に甘い時間」。「どら焼きとネイキッドのコーヒーを組み合わせた商品が食べてみたい」というリスナーの声に応じた。

 「夏季限定の新しい味を模索していた中でタイミングよく提案してもらった」と振り返るかんだ和彩の店主・神田武治さんによると、手始めに粉末にしたコーヒーを粒あんに混ぜてみた時には、うまくいかなかったという。「当店のどら焼きの皮は案外主張が強く、中身が負けてしまうこともある。試作しながら、コーヒーの琥珀糖を作って白あんと組み合わせ、コーヒーのシロップをケーキ作りの手法で皮に染み込ませたところ、新しい食感と風味が出せた」と明かす。

 価格は432円。「毎年このどら焼きを楽しみにしているリピーターもいる。コーヒーやドリンクと一緒に楽しんでもらえたら」とネイキッドの山口未來さん。神田さんは「コーヒーと一緒に販売でき、相性が良い。コラボすることで両方の店を知ってもらえるのもいい」と話す。「1年目も2年目も反響が予想以上だった実績が今年も継続した決め手。コラボ商品は店同士の信頼関係とお客さまによって支えられている」とも。

 かんだ和彩の営業時間は10時~17時。火曜・水曜定休。ネイキッドの営業時間は10時~19時。日曜定休。両店のほか熊谷駅直結のショッピングモール「ティアラ21」わくわく広場でも販売している。

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