小川町の県立小川げんきプラザ(比企郡小川町木呂子561、TEL 0493-72-2220)で9月9日、オーガニックをキーワードに音楽フェス「小川町オーガニックフェス 2017」が開催される。
オーガニックな生き方・暮らし方をしたいと願っている人々が有機の里・小川町に集い、生産者・消費者・企業・環境団体などさまざまな市民の立場から、おいしいものを食べたり歌ったり語り合ったりする場を提供したいと2014年に始まった同フェス。今年は「五感でオーガニックを感じる一日を」をコンセプトに掲げている。
当日は地元産の有機野菜を使った食を味わうことができるほか、アーティストたちによるアコースティックライブやゲストを迎えてオーガニックを語るトークプログラムも予定。イベントエリアでは、手すき和紙の無料体験や竹を使ったおもちゃ作り、子どもたちが大きな和紙に自然素材の画材を使い自由に描く「横断幕アート」やクイズラリーなど子どもも参加できるワークショップを企画する。
同町の有機野菜について「嫌味というか雑味がないから食べると胃にストンと落ちてくる」と話す実行委員会の高橋優子さん。「胃に優しいということは地球にも優しい、自然の恵みを生かして丁寧に作られた土が生み出す芸術品を広めたい」とも。
高橋さんは「有機の里に集まった私たちの思いが、一人一人の人生をシフトする一歩となり、明るい未来へとつながっていけたらと始めた市民手づくりのフェス。自分らしく生きたいと願っている人、未来の価値観を探している人などさまざまな思いを持った人たちが『出会い・語り合える場』になっている」と話す。「未来は子どもたちのもの。子どもたちのためのワークショップもたくさんあるので楽しめる。ぜひ親子で来てほしい」とも。
開催時間は10時~16時。入場無料。雨天決行。