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熊谷で音楽劇「モーツァルト物語」 地元生徒がプロと共演

全席指定4,000円。文化庁採択事業として小学生から18歳以下限定の無料招待席を用意する。同伴する保護者は優待料金で参加できる。招待は専用フォームからの申し込みが必要で、希望者多数の場合は抽選となる

全席指定4,000円。文化庁採択事業として小学生から18歳以下限定の無料招待席を用意する。同伴する保護者は優待料金で参加できる。招待は専用フォームからの申し込みが必要で、希望者多数の場合は抽選となる

 モーツァルトの生涯と名曲をオリジナル構成でたどる音楽劇「モーツァルト物語」全2幕が3月29日、熊谷文化創造館さくらめいと(熊谷市拾六間)で行われる。主催は熊谷出身でバリトン歌手の原田勇雅さんが代表を務める芸術集団、「ムジカルダ」。

熊谷女子高校で行われた練習風景

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 出演は原田さん(モーツァルト)、守谷由香さん(ナンネルとコンスタンツェの二役)、デニス・ビシュニャさん(レオポルドとシカネーダーの二役)、持齋寛匡さん(サリエーリ、謎の男)ら国内外で活躍するオペラ歌手のほか、熊谷高校音楽部、熊谷女子高校音楽部、熊谷少年少女合唱団も加わり、地域の若い世代がプロの音楽家と共演する。

 プログラムは、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」、歌劇「フィガロの結婚」より序曲、歌劇「魔笛」より夜の女王のアリア、「レクイエム ニ短調」よりほか名曲選。クラシック音楽の歴史にさんぜんと輝く作曲家モーツァルトの生涯を名曲とともに追う内容。ファミリーやクラシック入門者も鑑賞しやすいという。

 生徒たちは3月19日に合同練習を行い、劇中で演奏する「花娘」、「ラクリモーサ」「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の3曲に取り組んだ。熊谷女子高校音楽室で行われた練習には、熊谷高校音楽部、熊谷女子高校音楽部が参加し、原田さんの指導でイタリア語の発音や巻き舌、声の響かせ方などを確認した。

 原田さんは「村娘がわくわく感を持って楽しみに広場に集まる感じで」と「花娘」の場面をイメージさせて雰囲気を示した。「ラクリモーサ」では、モーツァルト最晩年の名作「レクイエム」に含まれる曲の一つで、モーツァルトがこの曲の作曲中に亡くなったと言われるエピソードを伝え、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は教会で歌うような響きを伝えていた。

 熊谷高校音楽部の顧問教諭・蓮大二郎さんは「(男子校・女子高)別学の生徒たちにとって、混声のモーツァルト作品は普段の練習だけでは歌いにくく、こうした機会があるからこそ挑戦できる」として、別々に練習している生徒たちが合同練習を重ねる中で一つになっていく手応えも明かした。

 地元熊谷でオペラを広げたい「熊谷を音楽・アートの街に」と活動するムジカルダ。原田さんは「何百年も伝わる名曲には力がある。熊谷の小中高生と上演できることがうれしい。生徒の皆さんには、国内外で活躍中の歌手との共演も楽しんでほしい」と話す。「前日には山梨県でも行う。埼玉県から始まったこの活動を全国へ広げたい」とも。

 14時開場、15時開演。会場は「太陽のホール」で、全席指定4,000円。チケットは電子チケットサービス「teket」で扱う。文化庁採択事業として小学生から18歳以下限定の無料招待席を用意する。同伴する保護者は優待料金で参加できる。招待は専用フォームからの申し込みが必要で、希望者多数の場合は抽選となる。

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