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熊谷で「日中小学生友好交流会」 国を超え交流する楽しさ学ぶ、ロボット製作なども

2人ずつ組んで活動する子どもたち

2人ずつ組んで活動する子どもたち

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 熊谷市スポーツ・文化村くまぴあ(熊谷市原島)で2月11日、日本の子どもたちが中国・北京からの小学生を迎え、異文化交流を目的に「日中小学生友好交流会」を行った。主催はAEA。

完成した相撲ロボットを土俵上で競わせ、改良しながら進化させる場面も

 さまざまな学び・体験を通じて、考える力・創造する力・問題解決する力を身につけていくグローバルキッズを育て「世界中のどこででも生き抜く力」がある人材育成に力を注いでいる同団体。埼玉県観光協会を通じて交流が実現した。

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 中国の小学生を乗せたバスが到着し「緊張してる? 大丈夫、スマイルを忘れないで」とメンターの声がかかると「Hello」「你好」「こんにちは」と3カ国のあいさつが飛び交い、子どもたちは手を振り笑顔で出迎えた。

 お互いの自己紹介で名前を確認した後、日本の伝統的な遊び「福笑い」を紹介。中国はこれから旧正月が来るということやゲームの由来などを交えた説明があり、手本を見せて滑稽な「おかめ」が出来上がると、子どもたちは声を上げて笑い合った。チームに分かれて、目隠しをする役パーツを手渡す役と自然に流れができ、「Nice!」「そのままそのまま」と声を掛けるなど、遊びを通じてあっという間に仲良くなっていった。

 続いて行われた「相撲ロボット制作」は、マニュアルを見ながら用意されたパーツを組み立てていくというもの。完成に正解はなく、動作するように組み立てた後は土俵上で「取り組み」を行い、負ければ「どうしたら勝てるか」を考え、「もっとこうしてみよう」と相談しながら改良する場面もあった。1時間に及ぶワークショップで、言葉やジェスチャーでコミュニケーションを取りながらパーツの片付けまで日中双方の小学生が協力して行った。

 交流会の締めくくりは、中国スタッフからの提案で「友情」を意味するフレンドシップを「船」に見立てた折り紙のプレゼント交換。カラフルな折り紙が配られ、当日一緒に過ごした相手へのメッセージを書き添えて折った船をお互いにプレゼントし合った。

 参加した子どもからは「みんなでわらった福笑いが面白かった」「ロボット作りが楽しかった、作ることも教えることも楽しかった」「ロボットをもっと進化させたい」と声が上がった。

 AEAの赤井由紀子代表は「子どもたち同士で盛り上がり楽しんでいて良かった。参加した日本の子どもたちは普段英会話を学んでいるが、英語はあくまでもツールの一つ。英語を使って『何をするか』が大切。今回、国を超えて交流することの楽しさを知ることを目的としていたが、十分に手応えがあったと思う」と話した。