熊谷市市民活動支援センター(熊谷市曙町)で3月10日、「マイ紙芝居くまがやまつり」が行われる。主催は紬(つむぎ)の会。
メインは同会が進めてきた創作紙芝居14本の上演。地域の民話やオリジナル童話のほか、市内小江川地区の「1000本桜ものがたり」、生ごみを堆肥化するダンボールコンポストを題材にした「コンボ君といたずらっこの大冒険」といった他の市民活動団体と同会のセッションによる作品も上演する。
特別講師として紙芝居作家・実演家の宮崎二美枝さん、紙芝居制作者の片岡直子さんが来熊。講話や実演のほか、上演者にアドバイスもする。
紬の会は結成3年目。2017年度は市の「はじめの一歩チャレンジ助成金」を活用し、リーダー養成講座や福祉施設やイベントでの上演会などで同会の掲げる「手づくりマイ紙芝居」の普及と発展を図ってきた。
市内外の愛好家が交流する「くまがやまつり」開催が夢だったという会長の安江秀彦さんは「これまで3年間の活動の集大成。今後、熊谷で自作紙芝居の文化が花開くきっかけになるといい。専用舞台や作品のミニチュア版など、商品化によるコミュニティービジネス展開も目標」と話す。
開催時間は10時~16時。入場無料。問い合わせは安江さん(TEL 090-6523-5677)まで。