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熊谷染でオリジナルの日傘制作 型友禅の型彫りと刷込体験者募集

柄を含めて73センチの傘に合わせてデザインする

柄を含めて73センチの傘に合わせてデザインする

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 熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」(熊谷市原島)で行われる「熊谷染(くまがやぞめ)型友禅(かたゆうぜん)の型彫りと刷込体験」の参加者を現在、熊谷染継承の会が募集している。

熊谷染継承の会が体験をサポートする

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 熊谷染とは、型紙や手描きで美しい模様を染め出す模様染の一種。藍染めが盛んだった同地域で「江戸小紋」や「友禅染」の伝統技法と新しい技術を取り入れ洗練されてきた。現在制作する企業も少なく、同会は熊谷染の普及、技術伝承活動を行っている。

 同体験は、自分の手で熊谷染の技法の一つ「型友禅」の型彫りと刷り込みを体験しオリジナルの日傘を制作できるというもの。2日間にわたって行われ、1日目にデザインと型彫り、2日目に友禅染めの技法で友禅染めの技法を使い刷り込みを行う。体験料は1本につき8,000円。 

 同会代表理事で埼玉県伝統工芸士の大久保伯男さんは「デザインすることから始めて、彫刻刀を使って彫ったものを刷り流していく。白地の傘に自分だけのオリジナルデザインが映えるはず。熊谷染を楽しんでもらいたい」と参加を呼び掛ける。

 6月17日・30日の休日コースと、6月27日・7月5日の平日コースがあり、各回25本限定で事前申し込み制。大久保さんは「もう何人か申し込みと問い合わせがあり、日程が合わない人には予備日も設けている」と話す。 

 開催時間は各回とも10時~15時。申し込みは同会(FAX 048-523-8324)まで、名前と電話番号、郵便番号と住所のほか参加希望日程を記入の上、ファクスで受け付ける。

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