行田市、忍城址(おしじょうし)近くに6月18日、ビジネスホテル「行田天然温泉 ハナホテル行田」(行田市佐間、TEL 048-564-8787)がオープンする。
忍城址や足袋蔵など歴史ロマンあふれる同市の観光や、近隣工場地帯周辺地域へのビジネス利用を見込み、温浴施設やホテルを運営するリゾート花湯の森(深谷市人見)が新たに手掛けた同ホテル。建物は5階建てで、シングル84部屋、ツイン12部屋、和洋室5部屋の全101室を用意する。
「癒やしの空間でゆっくりくつろげるように」と、客室はシングルでも140センチ幅のダブルベッド仕様、フランスベッドの「高密度連続スプリングマットレス」を全室で採用。テレビは40インチの液晶ディスプレーを設置。バリアフリー対応の和洋室は最大7人まで収容可能な部屋もある。
同社が近隣で経営する天然温泉「美肌の湯」の湯を利用した男女別大浴場はチェックインから24時まで利用可能。朝風呂も5時から利用できる。
館内レストラン「鍋釜茶屋」は夜のみ宿泊者以外でも利用可能で、旬の食材を使った釜飯や鍋料理を中心に、酒に合わせた手軽なつまみを用意。宿泊者が無料で利用できる朝食は和洋バイキングを提供する。
同ホテル支配人の高橋健二さんは「足袋蔵や古墳など観光名所も多く工場地帯も近いこの場所で、今まで宿泊施設がなく不便に感じておられた方もいたはず。観光拠点やビジネス利用してもらうことで、行田地域とお客さまをつなげる役割を担いたい」と意気込む。「市内ではちょうどいま『古代蓮(はす)の里』でハスの花の開花が始まり、いい時期にオープンできる。当ホテルで仕事や旅の疲れを癒やしていただければ」とも。
チェックインは15時、チェックアウトは10時。宿泊料はシングル1泊5,400円~。