深谷に現役の日本代表選手が教えるボルダリングジム「Lutra Lura Climb Park(ルトラルトラクライムパーク)」(深谷市萱場)がオープンして7カ月がたった。
未経験者にボルダリングの楽しみを知ってもらおうとオープンした同ジム。経営者の加島健至さんは10年以上のボルダリング経験者、妻の智子さんは現役のボルダリング日本代表選手で、利用者のニーズに合わせて教えている。
倉庫を改装して作ったジムは83度・86度・90度・100度・110度・120度・140度・155度の壁があり、初心者から本格的なクライマーまで経験に合わせて楽しめるという。
健至さんは「自分たちの練習のために月に一度ホールド替えを行っている。上級者は飽きずに一緒に練習をすることができるが、それ以上に地域のボルダリング未経験者に楽しみを知ってもらいたい。倉庫の広さを生かして、大人とは別に子ども専用の壁も用意している」と話す。
初体験した利用者の一人は「想像以上に全身の筋肉を使い、力の使い方やバランスの取り方を誤ってすぐに落ちてしまった。自由に石を使って上まで登っていいというわけではなく細かなルールがあり、それがまた細かな難易度分けにつながっていたので、自分がどこまでできるか試すことができて良かった」と話した。
健至さんは「ボルダリングには良い意味で中毒性がある。目の前に目標があるので分かりやすい。コツコツとやっていけて次の目標が欲しい人には向いているスポーツ。見た目以上に難しいので子どもだけでなく見ている親も一緒に体験してもらえれば」と話す。価格は2時間1,300円から。
営業時間は平日14時~23時(土曜は10時~21時、日・曜・祝日は10時~20時)。金曜定休。