JR熊谷駅ビル内のコミュニティースペース「クマガヤプレイスホール」で7月8日、ベトナム経済と企業文化を学ぶ、ビジネスライブラリカフェ「どうすればベトナム人材・企業の良さを引き出せるか」が開催される。主催は県立熊谷図書館。
起業する人や就職希望者に対し、ビジネス入門書から商用データベース、法律雑誌の閲覧や資料探し、調べ方案内などで支援する同館ビジネス支援室(熊谷市箱田、TEL 048-523-6291)。海外進出を目指す企業や人にも経済や貿易、文化、生活など幅広い情報を提供している。
同イベントは海外展開を考える中小企業や個人事業者、現在ベトナム人と働いている人に向けて、ベトナム経済がどのように発展してきたのか、どのような産業政策を取ってきたのかをカフェのようなくつろいだ雰囲気の中で学び交流してもらいたいと企画した。今回で2回目。
当日は1995年からベトナムの政策研究に取り組み、数多くの現地若手研究者を訓練育成してきた政策研究大学院大学の大野健一教授を講師に迎え、どうすればベトナム人材・企業の良さを引き出せるのかをテーマにベトナム企業や経済を学ぶ。イベント後半には参加者同士で情報交換するワークショップも予定する。
同館ビジネス・産業支援担当の山縣睦子主任司書は「経験豊富な専門家の話を聞くことができる良い機会。ベトナム進出やベトナム人との協働において、参加者それぞれの課題解決のヒントが得られるはず」と話す。「前回はベトナムの話題や情報で盛り上がり、参加者同士の交流も盛んに行われた」とも。
開催時間は13時30分~16時。参加無料。事前申し込み要。