熊谷市観光協会職員でロックバンドメンバーの宇野元英さんの半生をつづった本「勝手に熊谷を背負う私」刊行に合わせ、関係者の3人がクマガヤプレイス(熊谷市筑波二丁目)で8月25日、記者会見風のトークイベントを行う。
宇野さんは、20代のころでロックバンド「マスラヲコミッショナー」のベーシストとして活躍。その後、地元の熊谷に戻り、音楽系フリーペーパーの発行や熊谷市観光協会職員として活動。自宅を改装したコミュニティースペース「キューノ」の運営、熊谷市初のコミュニティーラジオ「FMクマガヤ」社長も務めるマルチな人物として知られる。
同書籍の出版を企画した臼杵健さんは市内でベーグル店を営む。「日頃から仲良くしている宇野さんの話を聞くたびに、この話をもっとたくさんの人に伝えたいと思うようになった。敏腕ライターさんとの出会いもあり、自叙伝ならぬ『他叙伝』が完成してとてもうれしい」と臼杵さん。
執筆担当の窪陽平さんは「宇野さんのすごいところは、とにかく動いて実現してしまうところ。自分のやりたいこと、挑戦したい人、今も挑戦している人にとって勇気がもらえるエピソードをたくさん紹介しているので、ぜひ多くの人に読んでほしい」と話す。
トークイベント開催時間は13時~13時30分。