障がいのある人たちが作る作品を集めたイベント「ampかわいいサミット」が8月23日、八木橋百貨店8階のカトレアホール(熊谷市仲町、TEL 048-523-1111)で始まった。
今年で10回目。「amp」は「art! meet Performance」の頭文字を取ったもので、アンプ(音声を増幅する音響機器)で「みんなの思いを集約して増幅したい」という主催者の願いも込められている。埼玉北部を中心に全国の福祉施設の製品から「かわいいもの」「おいしいもの」をセレクトして販売し、その魅力を発信している。
会場内は手作り雑貨や小物などが所狭しと並び、ユニークなアート作品の展示や手作りアクセサリーのワークショップも行われる。イベントステージではコンサートや、障がいのある人たちと一緒に楽しむ音楽やダンスのパフォーマンスを展開する。
初日ステージには沖縄からゲストが登場。第13回ゴールドコンサートでグランプリを獲得した謝花勇武さんがボーカルを務めるバンド「コンスタントグロウ」の曲を披露し、同市出身のシンガー・ソングライター森圭一郎さんとトークセッションも開いた。謝花さんは現在、百万人にCDを無料配布するプロジェクトを行っており、期間中会場で進呈している。恒例の「ゆめたまご」ファッションショー、同市を拠点に活躍するシンガー上野友梨奈さんや行田市観光大使Noeさんのコンサートが行われ、会場をにぎやかに盛り上げた。
実行委員長の齋藤貴美子さんは「たくさんの方にご協力いただき、記念すべき10回目を迎えられてうれしい。今回のテーマは『すてきな時間・楽しい空間』。回を重ねるごとに参加団体も作品のクオリティーも上がり毎回好評を得ている。ステージイベントも盛りだくさんなので、買い物をしながらすてきな時間、楽しい空間を過ごしてもらえれば」と話す。
25日、26日には地元ゆるキャラの「ふっかちゃん」「えんむちゃん」「行田豆吉」「ニャオざね」が来場予定。
開催時間は10時~18時(最終日は15時まで)。入場無料。今月27日まで。