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鴻巣で「まち歩き型コスプレイベント」開催へ 500人超のコスプレイヤー集まる

春に開催された前回の様子

春に開催された前回の様子

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 JR鴻巣駅東口周辺で10月21日、まち歩き型コスプレイベント「仮染街@こうのす」が行われる。

仮染街@こうのす 第四章の案内ちらし

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 おしゃれして歩くのと同じようにコスプレで「まち歩き」をたのしんでもらおうと企画した同イベントは昨年から春と秋に開催している。今回で4回目。

 神社や商店街など都会にはない雰囲気を持ち合わせる同市で、コスプレイヤーたちが町にあふれる一日となる。前回開催時は約500人が参加した。

 参加者はJR鴻巣駅東口で受け付けを行った後、駅直結の所業施設「エルミこうのす」の更衣室を使うことができる。鴻神社や勝願寺などを中心に撮影スポットも多く、鴻巣で人気のカフェ「箱庭」や老舗人形店「広田屋」など、コスプレしたまま入店、食事できる店もある。

 実行委員長の菅又春香さんは「市の免許センターを訪れる人は一日2000人を超え、多くの若者が駅を利用する。『鴻巣は免許センターしかない、何もない』と言う地元民は多いが、子どもが育って大人になった時、地元に何もないのは嫌だ、誰かが何かしてくれるのを待ってはいられない、自分でやろうと思いイベントを企画した」と話す。

 「普段の自分とは異なる別人に変身できるのが魅力というコスプレイヤーだが、衣装や目立つメークから、地域によっては活動する場所を確保するのが難しい」とも。実行委員会では事前に入店可否を確認した会場マップを参加者に配布する。

 前回までの参加者からは「街の人が優しい」「レイヤーを受け入れてくれている感じがした」「地元の方々がとてもフレンドリーでちょうど良い距離感なので居心地が良かった」と多くの感想が寄せられたという。

 菅又さんは「鴻巣の方々には快く受け入れてもらっている。若い人が鴻巣に来てくれて、街がにぎやかになることを喜んでくれているのでは。たくさんのコスプレイヤーが鴻巣に遊びに来てくれて、少しでも鴻巣の事を知ってもらえたら」と話す。

 「コスプレしていても参加している方は一般人。もし写真を撮りたいと思ったら勝手に撮影せず、『撮ってもいいですか』とコスプレイヤーにひと声掛けけていただければ」とも。

 開催時間は10時30分~18時。参加費は1,500円。

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