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地元に愛された「マミーマート熊谷店」、43年の歴史に幕 感謝のメッセージびっしり

感謝のメッセージボードには店舗への思いがあふれていた

感謝のメッセージボードには店舗への思いがあふれていた

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 熊谷市役所近くのスーパーマーケット「マミーマート熊谷店」(熊谷市箱田)が3月15日、閉店した。

「たくさんのお客さまにメッセージを寄せていただき、私たちも感慨深い」と話すスタッフ

 生鮮食料品を主体としたスーパーマーケットのマミーマートは、埼玉県や千葉県を中心に70店舗以上チェーン展開している。市民に熊谷箱田店の愛称で知られた熊谷店は1977(昭和52)年に開業し地元に親しまれてきたが、約43年の歴史に幕を閉じた。

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 2月下旬、店舗スタッフの提案で誰でも自由に書き込むことができる「メッセージボード」を設置したところ、「マミーマートありがとう」「我が家の冷蔵庫」「店員さんの対応と笑顔がすばらしかった」「祖父母の代からお世話になりました」「想い出がいっぱいです」(以上、原文ママ)など感謝の気持ちや同店の思い出、励ましや閉店を惜しむ声などを書き込む人が訪れた。

 企画したスタッフは「お客さまへの感謝の気持ちと仲間のモチベーションを上げたくて設置したが、あっという間に1枚目が埋まり急きょボードを増やしたほど。ボードへの書き込み以外にも皆さまに温かい言葉を頂き感慨深い」と話していた。

 閉店の告知後ツイッターでは「俺が幼稚園の時からあったのに」「いつもお世話になっているマミーマートが閉店つらみ」「帰宅途中によく利用しているだけに残念」(以上、原文ママ)と嘆き悲しむ声が相次いだ。SNSで閉店を知り駆け付けたという40代の女性は「小さい頃よく遊びにきた店で無くなってしまうのは寂しい。たくさんのメッセージを見て、本当に長い間愛されてきたお店だったんだと感じた」と話した。熊谷市のコミュニティーラジオ「FMクマガヤ」では、有志が集い特別番組「ありがとうマミーマート熊谷店」を放送。店舗に縁のある人と当時の懐かしい思い出や交流を振り返るなど地元ならではのつながりで店舗へ思いを寄せた。

 閉店当日は名残を惜しむように多くの人が来店した。15時までの営業としていたが12時前に全ての商品が無くなり、時間を繰り上げて閉店。最後の客を全スタッフで見送った。

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