視覚障がい者を題材とした心のバリアフリーを考えるワークショップ「第1回ベアリスバリアフリーを考えるワークショップ」が10月14日、立正大学熊谷キャンパスで行われる。主催はベアリスランニングクラブ。
主に県北部地域のランニング・ウオーキング愛好者が集う同クラブ。「健常者と障がい者の理解が進み、共に暮らし、共に体を動かすことができる社会を目指したい」と企画。障がい者の視点に立って、一緒にバリアの解決方法を考えていく。
当日は、視覚障がいのある人が日常のどんな場面で不便を感じ、困っているのかを、スライド鑑賞で学び、「視覚障がい者の移動」の観点からバリアを考えるグループディスカッションを行う。「バスに乗る」「学食へ行く」「横断歩道を渡る」など、実際に外へ出てバリアを体験する。
同クラブ地域交流委員会の丸橋隆行さんは「当会では以前から、普段車いすで生活する人も、車いすに乗ったことのない人も、車いすで競技する『車いす運動会』を行い、誰もが一緒に体を動かすことを勧めてきた。今回は視覚障がいについて学び、参加者自ら体験することで、気づきや理解を深められるはず」と話す。
開催時間10時~14時30分(9時30分受付開始)。参加無料。ファクス(048-527-1418)またはメールで申し込む。