JFA第42回全日本U-12サッカー選手権大会の埼玉県大会が11月18日、埼玉スタジアムで行われ、江南南サッカー少年団が6度目の優勝を果たし、11年ぶりに全国大会進出を決めた。
昨年まで「全日本少年サッカー大会」として開かれ、「JA全農杯全国小学生選抜サッカー大会」と並ぶU-12世代の2大大会に位置付けられる大会。
決勝戦は昨年と同じ大宮アルディージャジュニアとの対戦。ベンチ入りしていた高橋哲男コーチは決勝の試合について、「ボールを持たせた相手にプレッシャーを与えて自由にさせないなど、練習の成果が良く出ていた。運も見方し、自分たちのサッカーをやり通すことができた」と振り返った。
決勝会場となった埼玉スタジアム第2グラウンドには、11年ぶりの全国大会出場を願うチーム仲間や保護者らをはじめ、大勢のOBも応援に駆け付けた。高橋さんは「選手の頑張りはもちろんだが、チームの先輩や後輩、チーム創設期からのOBの保護者や地方の交流しているチームまで全国から来てくれ、たくさんの応援が力になった」と話した。
「全国大会まで1カ月、日頃から練習をサポートしてくれるお父さんお母さん、多くの応援に感謝することを忘れず過ごしてほしい。全国大会では、一つでも自分たちのサッカーを表現してもらいたい」とも。
全国大会は12月26日から、鹿児島県で行われる。