熊谷のコインランドリー「洗濯ガーデン」(熊谷市別府)に12月19日、「二反田醤油(しょうゆ)」(広島県江田島市)が製造するだし入りしょうゆ「だし道楽」の自動販売機が設置された。
「だし道楽」は、「焼きあご入り」と「宗田節入り」の2種類(以上、500ミリリットル入り=700円)。店前にはペットボトルに入った「だし道楽」が飲料水の自動販売機と共に並んでいる。
二反田醤油は1991年開業。醤油から使い勝手の良い「だし」に着目し。2003年に万能調味料「だし道楽」を商品化、2007年から自動販売機で「だし道楽」の販売を始め、広島県内を中心に駅前やコインパーキング近くに設置してきたという。
「だし道楽 焼きあご入り」は薄口しょうゆをベースに炭火焼きした長崎県平戸産アゴを丸々1匹入れる。自販機を導入した自動販売機オペレーター「クジライ」の高木久美子さんによると、アゴ独特のうまみがダシに広がり、魚の臭みもなく、あっさりとした甘めの味になっているという。
高木さんは「しょうゆ・酒・みりんを合わせることなく『だし道楽』だけで簡単便利に本格的なだしを作ることができて便利」と話す。「うどん、そばはもちろん、鍋物、煮物、おでん、炊き込みご飯、チャーハン、卵かけご飯などさまざまな料理に適している。この時期、年越しそば、おせち料理やお雑煮にも使える」とも。