「食べるだけで人生が変わるご飯」を作る料理人ちこさんの映画「美味(おい)しいごはん」が2月16日、熊谷市の江南総合文化会館ピピア(熊谷市千代)で上映される。
大阪にある自然食店「御食事ゆにわ」を舞台に、ちこさんとスタッフが思いを込めて食事を提供する日常を追ったドキュメンタリー作品。配給会社による劇場期間限定上映ではなく、自主上映の希望を募り、全国で上映されている。
主催の任意ボランティア団体「TEAM美味しいごはん in 熊谷」は、上映を通じて、熊谷市を中心に幅広い世代に向けて「食の大切や尊さ」を発信することにより、農業や飲食業の活性化、発展や、市民の食事に対する意識向上に寄与することを目的に結成。同作品の上映を企画した。
メンバーの鈴木和宏さんは「食事作りを変えることで、体にどれほど良い影響を与えるのか、食事の大切さが伝わってくる心温まる映画。世代を問わず、子どもから大人まで、広く一般市民の方に楽しんでいただきたい」と笑顔を見せる。「熊谷での上映をきっかけに、各所で上映会の輪が広がり、子どもたちの笑顔・人々の笑顔の輪になって地域や農業・飲食業の活性化、日本人の素晴らしさを思い出す大きな波になることを祈っている」とも。
上映時間は13時~15時30分。観覧料は中学生以上=1,000円、小学生以下=500円、3歳未満入場不可。