22人のホルン奏者が一堂に集まるコンサート「さくらホルンの会」第5回演奏会が3月23日、熊谷市立文化センター文化会館(熊谷市桜木町)で開かれる。
2013年に結成された同楽団。埼玉交響楽団や虹色MISHIRIX~奏~、高崎市民吹奏楽団など、別々の楽団で活躍するメンバーで構成。当日は、映画で話題の「ボヘミアン・ラプソディ」や吹奏楽の定番「エル・カミーノ・レアル」「ディスコキッド」、クラシックの名曲「威風堂々」のほか、美しい旋律の「ディズニープリンセス」までさまざまなジャンルを届ける。
ホルンはオーケストラで通常4人、楽曲には「ホルン8重奏」もあることから、アンサンブルをしやすい楽器という。代表の西尾元秀さんは「ホルンは音域が広く、フルオーケストラにも引けを取らない豊かな響きが出せる楽器。ふわっと軟らかい音のイメージがあるかもしれないが、実は端切れの良い音、華やかな響きも得意。幅広いホルンの音色を楽しんでいただければ」と話す。「今回のために県外から応援に駆け付けてくれる仲間を合わるとホルン奏者は22人。打楽器とピアノも加わり、より一層迫力ある演奏をお届けしたい」とも。
公演終盤の同演奏会恒例コーナー「みんなで大合奏」は、楽器持参で誰でも参加できる。西尾さんは「毎回好評のコーナーで、曲目も吹奏楽の定番曲。楽器はホルンでなくても何の楽器でも構わないので気軽に参加してみては」と呼び掛ける。
開演時間は14時。入場無料。「みんなで大合奏」の参加者は、12時30分に集合しリハーサルがある。