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熊谷で中学生対象に熱中症対策授業 「黒球付熱中症計」贈呈も

熱中症対策授業の様子

熱中症対策授業の様子

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 2018年7月に国内最高気温41.1度を記録した熊谷市で5月14日、中学生を対象に熱中症予防の強化を目的とした特別授業が行われ、日本気象協会から「黒球付熱中症計」が贈呈された。

黒球付熱中症計の見方、使い方の説明を受けるラグビー部員

 同協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトの一環で、市立奈良中学校1年生49人が受講した。生徒たちを前に気象予報士の久保智子さんが市の地形や天気傾向をはじめ熱中症についてクイズを交えながら解説し、同校へ贈呈した「黒球付熱中症計」の見方、使い方について説明。学校生活の中で熱中症が最も発生しやすいのは部活動の場面であると統計を示し、熱中症計を使うことで自分自身の身を守ることができると話した。

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 熊谷市では、以前から市内の公立中学生全員を「暑さ対策サポーター」として養成する事業を展開しており、1年生は熱中症予防の知識や適切な対処方法を学ぶ講習の受講を、2年生は応急処置の意義とAEDの使用方法の学習や訓練用AEDとマネキンを使った心肺蘇生法の実習、3年生は学んだことを地域へ発信する活動を続けている。

 特別授業の後、部活動の時間帯にはラグビー部員らも黒球付熱中症計の見方、使い方の説明を受けた。新井英和校長は「昨年までは教職員が熱中症注意指数を確認し、職員室前に旗を掲げるなどして生徒たちへ伝えていたが、熱中症危険度が一目で分かる『黒球付熱中症計』を使うことで、生徒たちは自ら確認し熱中症対策ができる」と期待を込める。

 同協会は市内の中学校16校に黒球付熱中症計を贈呈する予定。

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