ハンドメード作品や地元野菜などを販売する行田市の「忍城楽市」が7月14日、1周年を迎える。
「町なかににぎわいを」と、行田市の観光情報館「ぶらっとぎょうだ」(行田市忍、TEL 048-554-1036)憩いの広場で毎月第2日曜に開かれている忍城楽市。2018(平成30)年に観光案内や土産品販売、無料レンタサイクル貸し出しを行う同館と賛同する市民らが協力して始まった。雑貨小物や物産品、地元農家の新鮮野菜など地域の人を中心に出店があり、申請すれば誰でも無料で出店できる。
当日はアクセサリーや布小物などのハンドメード作品や夏野菜、フード販売のほか、1周年を記念して地ビール「麦乃王」も数量限定で販売する。2018年に完成した麦乃王は、行田産のビール大麦「ミカモゴールデン」のモルトを100%使い、上面発酵のエールタイプで芳醇(ほうじゅん)な麦汁とアロマホップの香りが特徴。発売当初は数日で限定数に達した。
同館の長谷川龍さんは「立ち上げから1年、地元の方や観光に来た方がふらっと立ち寄ってくれて、『次はいつ、どんな店がでるのか』と問い合わせも増えていて、徐々に名が知られてきていると思う。突発的なイベントではなく、長く続く市内の恒例イベントとして、賛同する皆さんと一緒に育てていきたい」と意気込む。「今後は出店者募集にも力をいれていく」とも。
開催時間は10時~14時。