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熊谷のサツマイモ専門店「芋屋TATA」が今季営業開始へ 秋限定商品販売も

「今は初物でホクホク、焼き立てで食べてほしい」と焼き芋を手渡しながら説明するスタッフ

「今は初物でホクホク、焼き立てで食べてほしい」と焼き芋を手渡しながら説明するスタッフ

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 熊谷市のサツマイモ専門店「芋屋 TATA」(熊谷市樋春、TEL 048-538-7961)が10月5日、今季営業を始めた。

店内にはイートインスペースも設ける

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 サツマイモ生産農家直営の同店。農繁期の5月ごろから店舗を休業し、10月ごろから秋冬限定で店を開いている。今年はゴールデンウィークまでで営業を終了した。

 時期に合わせた商品作りを行っている同店のメニューは、低温でじっくり焼き上げた「焼き芋」(紅はるか、360グラム500円~)、この時期だけの「干し芋」(500円)や「安納芋羊羹」(350円)など限定商品のほか、ソフトクリームに焼き芋を混ぜ込んだ「焼き芋ソフト」(350円)、安納芋の焼き芋にバターをのせた「芋バタ」、アイスをのせた「アイスのせ」(以上、380円)など自家栽培のサツマイモを最大限に生かした商品を並べる。生のサツマイモも販売している。

 今季オープンに合わせて改装したという店内は、ヤシの木やランタンなどカジュアルな雰囲気の中にオランウータンがいたりロゴマークのブルドッグがいたりと店主の個性あふれる空間となっている。店内中央に並べた焼き芋の焼き台の向かいには、テーブルとベンチを設け、その場で食べることもできる。店主の坂井孝行さんは「農業の可能性を感じる店作りを心掛けている。ぜひ世界に一つだけのサツマイモ専門農家のサツマイモ専門店芋屋TATAに遊びに来ていただければ」と笑顔を見せる。

 坂井さんによると、サツマイモは収穫してから貯蔵する期間で糖度が上がり、おいしさも変化するという。10月9日現在、店舗で販売している焼き芋の「紅はるか」も、この後登場する「安納芋」も、初めは「ホクホク」から「しっとり」「ねっとり」へ移っていくという。スタッフは「今の時期のサツマイモは掘り立てでホクホク感が強い。焼き芋で提供している『紅はるか』は水分量も少なく初物ならではのおいしさが味わえる。焼き立てを食べてほしい」と話す。

 営業時間は10時~17時。木曜定休。

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