熊谷・妻沼の「手づくり市」で10月27日、仮装して通りをパレードするハロウィーンイベント「仮装コンテスト&パレード」が行われた。
毎年約2万人が来場する熊谷・妻沼「手づくり市」。今年も10月26日から2日間にわたって開かれ、妻沼聖天山歓喜院近くの「縁結び通り」と境内や裏路地に約214店が出店した。クラシックカーや地元高校写真部の展示、路上ライブ、スタンプラリー、流し熊谷うどん体験のほか、パン食い競争や綱引きなど自由参加の「運動会」も行われた。
例年は異なる日程で開催していたハロウィーンイベント「仮装コンテスト&パレード」を今年は手づくり市と同時開催。店舗やSNSの呼び掛けで集まった参加者およそ200人が、妻沼東中学校吹奏楽部の演奏に合わせて通りをにぎやかにパレード。幅広い年代に耳なじみのある曲「パプリカ」の音色に口ずさんだり踊ったりしながら歩く姿もあった。
思い思いのコスチュームに仮装した参加者ら。魔女やドラキュラ、黒猫、馬、マリオ、ピカチュウなどのほか、ユニコーンやウィーリーでそろえたチームもあった。覆面審査員による「仮装コンテスト」も行い優秀者に賞品を贈った。友人家族らとウォーリーでそろえたチームは「毎年ハロウィーンパレードに参加しているが、今年はいつも以上に盛り上がった。参加者も今までで一番多かったのでは。子どもと大人が一緒に盛り上がれるイベントで毎年楽しみにしている」と笑顔を見せた。
主催した「さわた本店」の沢田真弘さんは「今までは参加者と一緒にパレードすることがメインだったが、今回は地元中学校の皆さんと一緒に音楽を楽しみながら歩くことができて、にぎやかで良かった」と話した。「パレードに協力してくれた吹奏楽部のメンバーをはじめ、手づくり市でも地元の小・中学生、高校生、大学生が地域のイベントを手伝ってくれてうれしい。子どもスタッフは初対面でも仕事をするうちにすぐ仲間になってチームワークもいい。地域に関わることで引き続き地元に興味を持ってもらえれば」とも。