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熊谷駅前に「うどんダイニングMinori」 野菜不足解消に野菜と少量総菜付け合わせも

野菜畑をイメージしたという店内に立つスタッフ

野菜畑をイメージしたという店内に立つスタッフ

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 うどん店「うどんダイニングMinori」(熊谷市筑波、TEL 048-577-8740)が熊谷駅前通りにオープンして2カ月がたった。

全粒粉入りのうどんを開発、毎日自家製麺を提供する

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 モスバーガーやミスタードーナツなどのフランチャイズ事業を展開する「大和フーヅ」(熊谷市)の直営店となる同店。

 「おひとりさまも気軽に立ち寄れる店」をコンセプトに、店内は白壁に若草色と薄い茶色を差し色に使い、野菜畑をイメージした。入り口脇には、うどんに使う粉袋を積み上げ、手描きのイラストを配置するなど明るく親しみやすい店作りを目指す。席数は、テーブル席14席、カウンター席6席。

 メニューは、シイタケ、シメジ、エノキ、エリンギ、マイタケを入れた「5種のきのこつけうどん」(600円)、「熟トマトつけうどん」(800円)、「スパイス香るカレーつけうどん」(700円)、濃い豆乳つけうどん(700円)のほか、一口サイズの「三角五目いなり」(50円)、「ポリポリうどん」(100円)なども用意する。

 「野菜がたくさんとれるおいしいつけうどん」をテーマに掲げ、全てのうどんメニューに少量の野菜と総菜を付ける。「野菜量175グラム、一日に必要な野菜の半量が採れる」商品が客に分かりやすいようメニュー名に「麦」のイラストマークを付ける工夫も施す。

 店長の田代真理さんは「お客さまに体に良いものを提供したい」と話す。うどんは全粒粉を配合した自家製のものを使う。田代さんは「全粒粉は入れ過ぎると舌ざわりが悪くなり、少ないと味わいが半減する。ツルツルシコシコの食感と喉越しの良さにこだわった」と話す。

 オープンから2カ月、来店客の反応を見ながら季節に合わせたメニューやサイドメニューを追加してきた。コンセプト通り男女問わず一人客が多く訪れ、リピーターもいるという。田代さんは「自分が食べたいと思ったものをメニューにしている。うどんに付け合わせの野菜で現代人の野菜不足を少しでも解消できれば。今後は宴会メニューや店内貸し切り利用も考えたい」と話す。

 営業時間は11時~20時(11月21日以降は21時まで、月曜・火曜・水曜は15時まで)。日曜定休。

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