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熊谷の写真クラブが災害被災地義援金寄付 活動作品カレンダー作成し呼び掛け

熊谷の写真クラブ「美ing(ビーイング)」のメンバーが義援金を贈呈

熊谷の写真クラブ「美ing(ビーイング)」のメンバーが義援金を贈呈

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 熊谷の写真クラブ「美ing(ビーイング)」が12月24日、台風19号などの災害被災地へ義援金を届けようと活動で集めた51,400円を、熊谷市社会福祉協議会を通じ日本赤十字社に寄付した。

2020美ingカレンダー

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 月に一度作品を持ち寄り、講師を招いて講評を聞いたり、技術向上のために撮影会を開いたりしている地元の写真好き女性で組織する同クラブ。現在メンバーは6人。それぞれの個性で心の赴くまま「美」を追い求めて写真を撮り、市内外に限らず海外まで撮影場所を求めて旅する会員もいるという。

 メンバーたちは自分たちの住む熊谷を盛り上げようと熊谷地域の行事や祭り、市民活動団体のイベントなどを撮影。毎年開く作品展では個々の作品だけでなく、熊谷の地域情報を発信し熊谷のPR活動にも努めている。

 義援金は11月1日から4日間にわたって同市スポーツ・文化村「くまぴあ」(熊谷市原島)で開かれた毎年恒例の作品展で募った。2009(平成21)年に活動を開始した同会は発足10周年を迎え、「節目の記念に何かできないか」と近年の災害を振り返り、今年は特に県内も多くの水害に見舞われたことから被災地への義援金を決めた。同クラブ講師やメンバーの作品を入れたカレンダーを作成し作品展で寄付を募ったところ5万1,400円の義援金が集まった。

 メンバーたちは「作品展に来場いただいた皆さまから温かい寄付をいただき私たちもうれしい」「被害に遭われた方へ少しでも役立ててもらえれば」と話す。

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