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熊谷市・深谷市にマスク2万枚 地元リサイクル企業「子どもたちを守って」

武笠社長と市長(寄贈式の様子)

武笠社長と市長(寄贈式の様子)

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 リサイクル企業「SAIGEN GROUP」の彩源(深谷市折之口)が医療用サージカルマスクを深谷市と熊谷市にそれぞれ1万枚、合計2万枚寄贈した。

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 深谷市に本社を置き、廃棄物の運搬・収集から中間処理までの工程を請け負う同社。新型コロナウイルス感染拡大の影響でマスクが品薄になっていることを受け、社員や地域のために何かできないかとマスクを集めた。

 医療関係で働く人たちの子どもも学童保育や保育所などで過ごし医療現場を支えていることに触れ、子どもたちを守ることで地域や医療を応援する。武笠行男社長は「息子や孫も地元の保育所で大変お世話になり現在も地域とつながり縁がある。集められるだけ集めた。子どもたちを守るために使ってほしい」と、深谷市とリサイクル工場のある熊谷市にそれぞれ1万枚のマスクを寄贈し届けた。4月15日に熊谷市へ寄贈、市は感謝状を贈呈した。寄贈されたマスクは密接機会を避けづらい職種での感染予防に役立てる予定という。

 同20日には深谷市へ寄贈。深谷市小島進市長は「マスクは今も手に入りにくいのが現状。買おうと思っても買えないのでありがたい。必要な人に届ける、ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。武笠社長は「今はみんなで協力していかないといけない時期、我々にできることであれば協力したい。一日も早くこの事態が収まるように願っている」と話した。

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